新刊案内

【変更点】 ・MDS(Minimum data set)方式が,インターライ(interRAI)方式に刷新された。 ・これまで、居宅、施設などケアの場面別で開発してきたが、「コア項目+固有項目」というモジュール式にシステムを作り変えた。 ・前版で不要と考えられた項目を削除し,新たに(1)痛みの種類,(2)利用者自身の回答能力を把握する項目,(3)自動車の運転,を追加した。 ・居宅版(MDS-HC)だけで採用されていたCAP(Client Assessment Protocols)について,全場面で利用できる新たなケア指針であるCAP(Clinical Assessment Protocols)として改定した。 【関連】 ・「インターライ方式で根拠に基づくケアを」『週刊医学界新聞』第2957号2011年12月12日 http://www.igaku-shoin.co.jp/paperDetail.do?id=PA02957_02 ・日本MDS学会 http://www.mds-j.com/
『インターライ方式 ケア アセスメント 居宅・施設・高齢者住宅』医学書院 著:John N. Morris/ほか  監訳:池上 直己 翻訳:山田 ゆかり/石橋 智昭 判型 A4 頁 368 発行 2011年12月 定価 3,990円 (本体3,800円+税5%) ISBN978-4-260-01503-5 序 文 / 目 次 ○内容 高齢者向けアセスメントツールの最新版! MDSの開発で著名なインターライによる高齢者ケアアセスメントマニュアルの最新版。居宅版、施設版、高齢者住宅版を、日本の地域包括ケアのニーズに応えるため、日本独自の統合版マニュアルとして発行。多職種による切れ目ないケアを提供するうえで最適なアセスメント方式。本書は、『MDS2.0在宅ケア』と『MDS2.1施設ケア』の発展版にあたり、2冊が統合された形になっている。ケアマネージャー必携の書。 ○目次 まえがき  日本版 序文 第1章 アセスメントの利用に際して  インターライ アセスメント システムの開発によせて  [居宅版アセスメント]   はじめに   居宅版アセスメントの使い方   アセスメント表  [施設版アセスメント]   はじめに   施設版アセスメントの使い方   アセスメント表  [高齢者住宅版アセスメント]   はじめに   高齢者住宅版アセスメントの使い方   アセスメント表 第2章 アセスメント表の記入要綱  セクションA 基本情報  セクションB 相談受付表  セクションC 認知  セクションD コミュニケーションと視覚  セクションE 気分と行動  セクションF 心理社会面  セクションG 機能状態  セクションH 失禁  セクションI 疾患  セクションJ 健康状態  セクションK 口腔および栄養状態  セクションL 皮膚の状態  セクションM アクティビティ  セクションN 薬剤  セクションO 治療とケアプログラム  セクションP 意思決定権と事前指示  セクションQ 支援状況  セクションR 退所の可能性  セクションS 環境評価  セクションT 今後の見通しと全体状況  セクションU 利用の終了  セクションV アセスメント情報 第3章 CAP(ケア指針)  はじめに  CAPの使い方  A.機能面   CAP1 身体活動の推進   CAP2 IADL   CAP3 ADL   CAP4 住環境の改善   CAP5 施設入所のリスク   CAP6 身体抑制  B.精神面   CAP7 認知低下   CAP8 せん妄   CAP9 コミュニケーション   CAP10 気分   CAP11 行動   CAP12 虐待  C.社会面   CAP13 アクティビティ   CAP14 インフォーマル支援   CAP15 社会関係  D.臨床面   CAP16 転倒   CAP17 痛み   CAP18 褥瘡   CAP19 心肺機能   CAP20 低栄養   CAP21 脱水   CAP22 胃ろう   CAP23 健診・予防接種   CAP24 適切な薬剤使用   CAP25 喫煙と飲酒   CAP26 尿失禁   CAP27 便通 付録編  尺度(Scales)  アセスメント表(統合版)