「患者サポ加算、無資格者の扱い「今後示す」- 12年度改定で厚労省」『キャリアブレイン』2012年03月06日

以下、CBニュースより転載。
「患者サポ加算、無資格者の扱い「今後示す」- 12年度改定で厚労省」『CBニュース』2012年03月06日 http://www.cabrain.net/news/article/newsId/36757.html 2012年度診療報酬改定では、相談窓口を設置するなどして患者の不安解消に努める医療機関を評価する「患者サポート体制充実加算」(入院初日70点)が新設される。相談窓口に配置する職種について、厚生労働省は「専任の医師、看護師、薬剤師、社会福祉士またはその他医療有資格者等」と都道府県などに通知しており、「等」に無資格者も含まれるかどうかは「今後、Q&Aで示す」(担当者)という。  通知は5日付。それによると、同加算を算定するには標榜時間内は常時1人以上、専任の職員を相談窓口に配置し、相談内容に応じて適切な職種が対応できる体制を取っている必要がある。配置される職員は、医療関係団体などが実施する医療メディエーターに関する研修の修了者が「望ましい」としている。  また、患者などへの支援体制として、▽相談窓口と各部門の十分な連携▽患者支援担当者の各部門への配置▽患者支援のための取り組みを評価するカンファレンスの週1回程度の開催▽相談を受けた場合の対応・報告体制に関するマニュアルの整備―などを行う必要がある。さらに、施設内の見やすい場所に支援のための取り組みを掲示したり、入院患者に対し、文書などにより相談窓口について説明したりすることを求めている。