研修感想

テーマ:スーパービジョンの考え方と方法~なぜスーパービジョンなのか~ 講師:塩村公子教授 東北福祉大学総合福祉学部 主催:ソーシャルワーク・サポートセンター名古屋 共催:尾張スーパービジョン研究会 会場:日本福祉大学名古屋キャンパス北館 講師略歴: 1950年2月生まれ。ミネソタ州立大学社会福祉学部修士課程卒業(1982)。ニューヨークにあるAsian American Mental Health Servicesで、はじめはコミュニティワーカーとして、のちにケースワーカーとして勤務(1982‐1987)。帰国後は、京都国際社会福祉センター(1988‐1991)、東北福祉大学を経て(1991‐1997)、現在岩手県立大学社会福祉学部助教授。2006年東北福祉大学教授。 ○学んだこと ・スーパービジョンのシステム理解が必要。スーパービジョン関係には4つの背景(側面)がある。背景1 施設/機関、背景2 利用者、背景3 スーパーバイザー、背景4 スーパーバイジー。また、契約・段階・構造という側面もある。これらの組み合わせによって、スーバービジョンの機能や課題が立ち上がってくる。 参考:E. Holloway and M. Carroll (eds), Training Counselling Supervisors,Sage,1999 ・スーパービジョンの3機能(教育的/管理的/指示的)はその時々でブレンドが必要。4つめの機能として調整機能や評価機能が著者によって追加される。教育的機能は最大限発揮し、管理的機能は必要に応じて、支持的機能は最小限に留める。支持的機能の最大化はカウンセリングと重なってしまう。スーパービジョンはバイジーの家族背景や心理的問題に深くは介入しない。介入するとしてもクライエントのために最小限に留める。よって、カウンセリングとスーパービジョンは異なる。 ・NPO法人援助者のためのスーパービジョンを広める会 →2011年10月14日解散 (作成中) ○感想 20121028125621.jpg  会場近くの韓国料理店で昼食。K-POPが店内に流れている。