ルーテル学院大学大学院「家族援助技術研究」(2013.8.9-10)

2013年8月9日・10日と2日間、東京都三鷹市にあるルーテル学院大学にて「家族援助技術研究」の科目履修をしてきました。講師は、ニューヨーク大学の渋沢田鶴子先生。 6月に参加した日本家族研究・家族療法学会のワークショップでご一緒した方のご紹介で本科目を知りました。大学の審査が通れば、誰でも参加は可能の様です。お声かけ頂いた方に感謝。 参加者は30名弱。殆どは福山和女先生の指導を受けている修士生と修了生。それに臨床心理士の課程の修士生。愛知県からは私と「突き抜け隊」のもう一人のメンバーの2名。聞けばこの科目20年以上前から渋沢先生が毎年来日して講義されていらっしゃるとのこと。団先生・早樫先生の家族療法ワークショップもそうですが、息の長い研修が、自分が知らないだけで各地で開催されているのですね。 ○内容 ・家族療法とソーシャルワークの今日までの歴史、発達段階と発達課題、ボーエン理論を使った夫婦葛藤理論(Fogarty)、文化と家族、脳科学に関する講義。またロールプレイや事例検討を行った。 ・レジュメは、日本医療社会福祉協会で開催されている家族療法の研修とほぼ同じもの+α。 【学んだこと・考えたこと】 ・家族療法とソーシャルワークを関連させながら講義下さることはとても貴重な学びの機会でした。但し、それらの関連性について必ずしも明示されるものではなかったです。先週の団先生の研修があまりにも強烈だったため、今回のロールプレイはやや物足りなさを感じましたが、やはり演習があることは自分の面接スキルを向上させるためにも有効であることを再確認したました。 ・今回の最大の収穫は、昨年山口で開催された日本家族研究・家族療法学会で初めてお会いした、福山和女先生&そのお弟子さん方と交流できたことだと思います。彼ら・彼女らの身に付けた思考・言動に刺激を受けて、ますます家族理解・家族支援の学びを深めたいと思う2日間でした。本当にありがとうございました。来年神戸でお会いしましょう。 ・一方、「突き抜け隊」の方は、愛知で家族理解・家族支援の場を作ることに関心が向かっています。 ・1週間前の団先生の研修と連続だったので流石に疲れました。これで今年の研修はとりあえず終了。あとは、10月の日本呼吸リハビリテーション学会と来年の愛知県医療ソーシャルワーク学会に集中します。 2013081020140000.jpg ルーテル学院大学正門。一見どこにキャンパスがあるかわからない。 2013081020140000_1.jpg 今回お世話になった方が、大学のそばにあるレストランを予約して下さいました。「小鳥の樹」というお店で、大学図書館の司書をされていた方が、息子さんと一緒に始めたお店とのこと。 http://kotorinoki.sharepoint.com/Pages/default.aspx 2013081020150000.jpg 息子さんは、オリラジの中田にそっくりでした(笑)。学部・大学院時代の福山和女先生のエピソードに話が弾みました。 2013081020150000_1.jpg 宿泊した武蔵境駅周辺にはラーメン屋がたくさんある。とんこつで有名なお店とホテルに置いてあった近隣MAPに書かれていたラーメン店へ。まずし。 2013081020150000_2.jpg 2日目。ルーテル学院大学に隣接している国際基督教大学ICU)の食堂へ。キャンパスが広い。 2013081020150000_3.jpg キャンパス内にある丘をバカ山とICUの学生は呼ぶそうで、これはバカ山丼。とんかつにソースとキャベツと半熟玉子がのっている。味噌汁付きで400円。久しぶりに学食をいただきました。 2013081020160000.jpg 東京へ行った際は、東京駅B1のグランスタにある竹若の海鮮丼を買うことが多い。うまし。