「アレルギー、食べて克服 医師が指示、少量摂取で耐性」『朝日新聞』2014年5月13日

先日、知人のお子さんが藤田保健衛生大学病院の外来で経口免疫治療を受けていると聞き、保険適応の有無が気になっていました。食物アレルギーのあるお子さんをもつ親は大変だと思います。記事によると、検査は入院・外来ともに保険適用。治療そのものは保険適用外で臨床研究中ということの様子。


「アレルギー、食べて克服 医師が指示、少量摂取で耐性」『朝日新聞』2014年5月13日
http://www.asahi.com/articles/DA3S11131740.html

「経口免疫療法をするためには、原因の食べ物をどれぐらい食べられるかを判断しなければならない。それには、実際に口に含む検査が有効だ。検査は入院して実施した場合に公的医療保険が2006年に適用され、外来でも08年に対象になった。しかし、この治療はまだ適用外。研究段階のため、受けられる医療機関も限られている。」

【関連】
相模原病院
・「科学的知見に基づく食物アレルギー患者の安全管理とQOL向上に関する研究(研究代表者:宇理須厚雄)」『厚生労働科学研究費補助金 健康安全確保総合研究 食品の安全確保推進研究』2012年5月
http://mhlw-grants.niph.go.jp/niph/search/NIDD00.do?resrchNum=201131004B

・「D291-2 小児食物アレルギー負荷検査 6,130点」厚生労働省保険局医療課『平成26年度診療報酬改定の概要』2014年4月3日,スライド27・28
http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-12400000-Hokenkyoku/0000039891.pdf

・「A400 短期滞在手術等基本料」『しろぼんねっと』
http://shirobon.net/26/ika_1_2_4/a400.html