七里の渡し

大学生の頃、有償ボランティアである障害者宅に通っていた。名鉄神宮前駅を下りて、熱田神宮・七里の渡しを経由して、その方のお宅はあった。その頃の七里の渡しについての印象は、「きれいな公園だな」くらいにしか思っていなかった。

敬老の日、涼しくなった午前中に七里の渡しへ行ってみることにした。

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東海道五十三次。七里の渡し。江戸時代、宮宿(熱田宿)から桑名宿までの7里を渡し船で約3時間かけて移動していた。写真に見える櫓は、時の鐘。

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左側に見えるのは常夜灯。

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七里の渡しからの眺め。この先は名古屋港へと通じている。右側が堀川。左側が新堀川。二つの合流地点でもある。魚が飛び跳ねていた。

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七里の渡しの近所には、当時の宿場町の面影が残る旅籠屋や料亭だった建物がある。ちなみに、料亭は高齢者のグループホームとして活躍していた。

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堀川に架かる尾頭橋金山駅近くにある。ちなみに、この橋の道は佐屋街道である。ここから佐屋(津島)方面へと向かう。七里の渡しで、雨による欠航、水難事故を避けたい旅人は、この佐屋街道から桑名宿へ向かうのだ。

それにしても史跡巡り楽しいなぁ。次はどこへ行こう。