新刊案内
ひさびさの新刊案内です。
椋野 美智子ほか『はじめての社会保障--福祉を学ぶ人へ 第12版』有斐閣,2015.3.26
○内容
2014年制度改正完全対応
信頼できる最新情報を盛り込み,叙述のわかりやすさにこだわったロングセラー・テキスト。「なぜ」「どうして」と考えていくうちに,制度の構造を立体的に理解できる。とくに第2章「生活保護と社会福祉制度」と第3章「介護保険」を全面的に改訂した。
○目次
○コメント
言わずと知れた、社会保障入門書のロングセラー。第12版と。
市橋 亮一ほか『がん患者のケアマネジメント -在宅ターミナルをささえる7つのフェーズ・21の実践』中央法規出版,2015.3.17
○内容
がんの病状変化を「7つのフェーズ(段階)」に分け、それぞれの場面でケアマネジャーがすべきことを「21の実践」に絞ってわかりやすく解説する。医療系の職種とのスムーズな連携、急速な病状変化への対応など、がん患者の在宅ターミナルケアを支える方法を具体的に紹介。
○目次
序 章 社会保障の見取り図
第1章 医療保険─病気やけがをしたら
第3章 介護保険─介護サービスを利用しやすく
第4章 年 金─老後の生活費は
第5章 雇用保険─失業したら
第6章 労働者災害補償保険─働く場でけがをしたら
第7章 社会保険と民間保険─2つの保険,その特徴は
第8章 社会保障の歴史と構造
○コメント
言わずと知れた、社会保障入門書のロングセラー。第12版と。
市橋 亮一ほか『がん患者のケアマネジメント -在宅ターミナルをささえる7つのフェーズ・21の実践』中央法規出版,2015.3.17
○内容
がんの病状変化を「7つのフェーズ(段階)」に分け、それぞれの場面でケアマネジャーがすべきことを「21の実践」に絞ってわかりやすく解説する。医療系の職種とのスムーズな連携、急速な病状変化への対応など、がん患者の在宅ターミナルケアを支える方法を具体的に紹介。
○目次
序章 なぜ、がんがわかるケアマネジャーが必要なのか?(在宅のがん患者の生活の質は、ケアマネジャー次第
2025年問題がもたらす質と量の変化 ほか)
第1章 なぜ、がんの利用者のケアマネジメントが難しいのか?(いつものパターンが通用しない
ケアマネジャーの成功パターンが通じない理由)
第2章 利用者の在宅生活をささえる7つのフェーズと21の実践(満足した、後悔のない人生の実現
ケアマネジャーにとっての目標 ほか)
第3章 利用者・家族・医療職とのコミュニケーション(面接の準備
効果的な傾聴 ほか)
第4章 利用者・家族をささえる社会資源(訪問診療の基本
訪問看護の基本 ほか)
○コメント
著者らは、岐阜県における在宅医療・介護に携わる(携わっていた)臨床家のみなさん。
高山俊雄『現場で磨くケースワークの技―「バイステックの原則」を基に』現代書館,2015.3
○内容
バイステックの原則を学びながらも、現代という時代にその原則を照らして考えてみると、その原則の堅持が困難になっていたり、原則を考えるための労働条件がかなり違っていたり。バイステックのエッセンスは分かっていても現場的にはいろいろな失敗がある。それらを正直に語り、それをどう乗り越えたらよいのかを提案する。
○目次
○コメント
同氏が携わっておられた転院問題を考える会HPには大変お世話になった。
道中隆『貧困の世代間継承―社会的不利益の連鎖を断つ』晃洋書房,2015.3
○内容
漏斗社会からの脱却。現代の日本社会では、家族内での自助努力、地域互助・共助といった支援が高齢化と人口減少により十分に機能しなくなってきている。生活困窮者への支援のあり方を問う。生活困難層を対象とした実態調査から貧困の姿を明らかにし、喫緊の政策課題を提言する。
○目次
○コメント
著者らは、岐阜県における在宅医療・介護に携わる(携わっていた)臨床家のみなさん。
高山俊雄『現場で磨くケースワークの技―「バイステックの原則」を基に』現代書館,2015.3
○内容
バイステックの原則を学びながらも、現代という時代にその原則を照らして考えてみると、その原則の堅持が困難になっていたり、原則を考えるための労働条件がかなり違っていたり。バイステックのエッセンスは分かっていても現場的にはいろいろな失敗がある。それらを正直に語り、それをどう乗り越えたらよいのかを提案する。
○目次
第1部 ケースワークの原則から現場対応を考える(相談者をかけがえのない個人として捉える―個別化の原則
相談者の感情表現を大切にする―意図的な感情表出の原則
相談者の感情、思いを受容するために―「統制された情緒的関与」と「受容」
非審判的態度をとるということ―非審判的態度の原則
自己決定するために
秘密が守られることで成り立つ相談関係―秘密保持の原則
MSWのための外国人医療入門)
第2部 事例:「バイステックの原則」から見た面接場面(離婚後、独りで生きていく決意をした独居男性の転院と家族援助事例
参考・MSWの労災入門)
第3部 ソーシャルワークの行動原則
○コメント
同氏が携わっておられた転院問題を考える会HPには大変お世話になった。
道中隆『貧困の世代間継承―社会的不利益の連鎖を断つ』晃洋書房,2015.3
○内容
漏斗社会からの脱却。現代の日本社会では、家族内での自助努力、地域互助・共助といった支援が高齢化と人口減少により十分に機能しなくなってきている。生活困窮者への支援のあり方を問う。生活困難層を対象とした実態調査から貧困の姿を明らかにし、喫緊の政策課題を提言する。
○目次
第1章 社会資本の再構築・再配分と社会保障(社会資本の再構築と再配分
社会保障としての貧困認識 ほか)
保護の決定実施と制度運用)
第3章 保護受給母子世帯における社会的不利益の世代間継承(事例研究から実証研究へ
母子世帯の貧困リスクと世代間連鎖 ほか)
第4章 新たな公共サービスとしての学習支援(世代間連鎖を防止するための学習支援
社会的な居場所づくり支援事業(学習支援事業) ほか)
第5章 ホームレスの就労自立支援(取り残されたホームレスの存在
就労自立支援施設入所者の実態調査 ほか)
第6章 生活保護等の不正受給の現状と課題(不正受給の概念
不正受給事犯の状況 ほか)
第7章 不正受給の社会経済的影響(保護費の削減圧力
扶養義務をめぐる制度運用 ほか)
第8章 生活保護制度改革の視点と課題(制度改正はの視座