「名古屋市 第6期で「医療対応型特養」整備へ」『シルバー産業新聞』2015年2月27日

愛知県医療ソーシャルワーカー協会HPにて「施設サービス事業部会の報告を掲載しました」2015年03月19日という記事が掲載された。この中で、「医療対応型特別養護老人ホーム」という言葉が登場する。
http://www.aichi-msw.com/topics/index.cgi?page=0#entry_85

特養に併設または密接に連携する医療機関(診療所)がある場合を想定しているとのこと。既に、名古屋市内に「ジョイフル砂田橋」という複合施設があり、ここには地域密着型特別養護老人ホーム、住宅型有料老人ホーム、高齢者向け優良賃貸住宅、一般共同賃貸住宅、小規模多機能型居宅介護、整形外科診療所が入っている。

本人、家族が延命を望んでおらず、また配置医も可逆的な症状ではないと判断した場合、看護師のサポートも得ながら特養で看取られるのは、それもまた良しと思う。

名古屋市 第6期で「医療対応型特養」整備へ」『シルバー産業新聞』2015年2月27日
http://www.care-news.jp/news/insurance/post_813.html

名古屋市は2015年度以降、「医療対応型特別養護老人ホーム」の整備に乗り出す。医療対応型特養では併設や隣接した診療所などの医療機関と密接な連携を図り、医療ニーズが高く在宅生活が困難な要介護者を受け入れる。同市の14年3月時点の特養入居申込者は6,236人。そのうちの946人が経管栄養や点滴管理などの医療処置を必要としている人だ。
 また市の他の特養の介護職員などが医療知識を習得する研修の場としての活用も想定している。既存の特養の質を引き上げ、医療ニーズを抱える人の住まいを確保していく。同市が策定した第6期の介護保険事業計画案では、期間中に特養920戸の整備を目標に掲げるが、一定の範囲内で医療対応型特養を優先的に整備したい方針だ。

 具体的な要件についてはまだ検討段階だが、同市介護保険課の横山茂紀主幹は「第6期の計画が固まれば、来年度早くにも、運営事業者の募集など具体的な手続きに着手したい」と整備に前向きな姿勢をみせている。