「特集 社会福祉における保健医療の位置 ―その現状と展望 ―」『社会福祉研究』第125号,2016

2016年4月に発行された、鉄道弘済会の『社会福祉研究』第125号,2016。

特集は、「特集  社会福祉における保健医療の位置 ―その現状と展望 ―」。MSWは必読
http://www.kousaikai.or.jp/kousai/parts/pdf/fukushi.pdf

総    論
社会福祉と医療の連携の諸相 東海大学 堀越由紀子

社会福祉と保健医療の関係性の変遷と展望 関西学院大学 小西加保留

各    論
生活困窮者への健康支援とその課題-新たな制度とソーシャルワークの役割-
日本福祉大学  田中千枝子

周産期医療の場から始まる継続したソーシャルワーク-地域と医療機関をつなぐ社会福祉士の役割-
神戸学院大学 宮崎 清恵

医療的ケアが必要な子どもと家族への支援-小児がん患者を支える社会福祉の役割と機能

武蔵野大学  小俣 智子

精神疾患のある親による子育て世帯支援における社会福祉の役割
県立広島大学  松宮 透

興味関心を引いたのは、宮崎論文。今年度から私自身の実践環境が大きく変わり小児科ケースの関わりが出てきた。そういったことも関係していると思うが、具体的な政策動向をフォローしつつ、複数回行った全国調査の結果を紹介。研究の方法としても参考になった。個人的には、2013年3月 「ハイリスク新生児への医療ソーシャルワーク実践モデルの開発的研究関西学院大学博士学位論文の書籍化を望む。