「我が事・丸ごと地域共生社会」をめぐる緊急討論集会
二木先生より情報提供頂きました。
とても重要な集会です。私は、当日長崎県にいて残念ながら参加できませんが、できるだけ多くの方に参加してもらいたい内容です。以下、転載します。
2016年8月30日
ソーシャルケアサービス従事者研究協議会
代 表 白 澤 政 和
いま、ソーシャルワーカーの職能団体と養成団体、関連学会は、安倍政権・厚生労働省がこの間矢継ぎ早に決定・公表している一連の改革案の全体像を正確に理解し、それらに適切かつ速やか対応することが求められています。
改革案として特に重要なのは、「新福祉ビジョン」(昨年9月)、「一億総活躍プラン」(本年6月閣議決定)、および本年7月15日に公表された「我が事・丸ごと地域共生社会」の各種資料の3つです。これらの文書は、今後の超高齢化・超少子化社会を展望して、福祉の範囲や対象を拡大することを提起している点では、ソーシャルワークの職能団体や養成団体にとっては絶好の「チャンス」と言えます。しかし他面、いずれの文書も、それを担うソーシャルワーカー(社会福祉士や精神保健福祉士等)の役割にほとんど触れておらず、このままでは他職種の参入によりソーシャルワーカーの位置づけや就労の場が現在よりも狭まる「危険」も併せて持っています。そのために、ソーシャルワークの職能団体と養成団体、関連学会は一致団結して、社会のニーズに応えられるソーシャルワーカーを養成し、活躍していける状況をつくることが求められています。
私たちはこれをもとに、関係者による多くの積極的な討論を行いたいと考え、下記の<緊急討論集会>を企画しました。第一線の福祉専門職のソーシャルワーカーの皆さん、社会福祉士、精神保健福祉士養成校・施設の教員・研究者の皆さんの多くのご参加をお待ちします。そして、今後のソーシャルワーカーの進むべき方向について共通理解を深めましょう。
❶ 日時 9月17日(土)午後1時〜5時
❷ 会場 東洋大学白山キャンパス 6号館6201教室 (入場無料)
❸ プログラム
* 開 会 白澤政和(SCS協議会・代表)
* 問題提起 二木 立
(日本福祉大学学長、日本社会福祉教育学校連盟会長、ソ教連特別委員会委員長)
* シンポジュウム
・コーディネーター 白澤 政和(SCS協議会・代表)
・シンポジスト① NPO法人ほっとプラス理事長 藤田 孝典 氏
・シンポジスト② 豊中市社会福祉協議会福祉推進室長 勝部 麗子 氏
・シンポジスト③ 社会福祉法人青山里会SW部会 西元 幸雄 氏
・コメンテーター① 原田 正樹 氏(日本福祉大学教授)
・コメンテーター② 渋谷 篤男 氏(全国社会福祉協議会常務理事)
・コメンテーター③ 本後 健 氏(厚生労働省室長)
・コメンテーター④ 山本 繁樹 氏(立川市社会福祉協議会・地域包括支援センター)
* 閉 会 鎌倉 克英(日本社会福祉士会・会長)
☎03-5579-8385 Fax03-5579-8386
e-mail scsmm@jewel.ocn.ne.jp