新刊案内

直球勝負のタイトル。ソーシャルワーク社会福祉士の地域展開が試されている今日、実践のヒントになるかもしれません。

高良麻子『日本におけるソーシャルアクションの実践モデル ―「制度からの排除」への対処』

〇内容
虐待やいじめ、孤独死などの生活問題を抱える人々は、明らかに社会福祉の対象であるにも関わらず、十分な支援が届いていない。本書はこうした日本の現状を踏まえ、ソーシャルワーク理論・実践の課題や、協働的なソーシャルアクションの方法を多数の実践事例とともに示す。

〇著者略歴
香川県出身。横浜国立大学教育学部教育学科卒業後、株式会社ビギ勤務。コロンビア大学大学院スクールオブソーシャルワーク修了後、在宅介護支援センター勤務。東京家政学院大学人文学部人間福祉学科助手を経て、東京学芸大学教育学部教授。東洋大学大学院福祉社会デザイン研究科社会福祉学専攻修了、博士(ソーシャルワーク)。社会福祉士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

〇目次
序章 研究の目的と構成
第1章 社会福祉関連法制度の課題
第2章 ソーシャルワーク理論の課題
第3章 ソーシャルワーク実践の課題
第4章 研究デザイン
第5章 ソーシャルアクションの事例研究
第6章 日本におけるソーシャルアクションの実践モデル
第7章 日本におけるソーシャルアクション
終章 本研究の意義と今後の課題