「『保護なめんな』ジャンパーで第三者委報告」『日テレNEWS24』2017年4月6日

「『保護なめんな』ジャンパーで第三者委報告」『日テレNEWS24』2017年4月6日
http://www.news24.jp/articles/2017/04/06/07358367.html

小田原市生活保護行政のあり方検討会
http://www.city.odawara.kanagawa.jp/field/welfare/p-cassi/p22170.html#unit-298652

肝心の生活保護受給者へのアンケートがない。この10年の中で、生活保護を受給している市民がどのような思いを抱き暮らしていたのか。職員を対象としたアンケートだけではその点が抜け落ちてしまう。第3回会合(平成29年3月14日)において、検討会メンバーである和久井氏が「本来は直接対話が望ましいが、手法として今がその時期とは考えにくく、」と前置きしつつ、「無記名のアンケート形式など、当事者側から見える制度やCW業務のあり方について顧みる機会をもつ」と指摘している。なぜその時期とは考えにくいのかの理由は分からない。

アンケート対象となった生活保護を受給している市民は、制裁を恐れて回答を辞退するか当たり障りのないコメントを記載するバイアスもかかるであろう。

今回の事件では、市役所に批判的な意見だけでなく、職員の行為を支持するものもあったという。

小田原市生活保護を受給している市民は、今何を思うのだろうか。

■参考
・「小田原市に対する公開質問状に対して回答が来ました」『生活保護問題対策全国会議』平成29年3月2日
http://seikatuhogotaisaku.blog.fc2.com/blog-entry-268.html

・「小田原市生活保護行政のあり方検討会報告書のとりまとめにあたっての声明」『生活保護問題対策全国会議』平成29年4月6日
http://seikatuhogotaisaku.blog.fc2.com/blog-entry-270.html