これから出る本

西内章『ソーシャルワークによるICT活用と多職種連携――支援困難状況への包括・統合的な実践研究』明石書店,2018.3.15

〇著者略歴
1972年高知県生まれ。関西福祉科学大学大学院社会福祉学研究科臨床福祉学専攻博士後期課程修了。博士(臨床福祉学)。社会福祉士高知県立大学社会福祉学部准教授。

〇内容
今日のソーシャルワークでは情報機器等のICTを活用し広範な情報を収集・整理することが必要である。本書では、理論と実践への架け橋となるエコシステム構想をもとに、ソーシャルワークにおける専門多職種連携の枠組みを示すと同時に地域包括ケアシステムを支えるICTの活用方法を提示する。

〇コメント
ソーシャルワークの文脈においてICTに正面から向き合った本。エコシステム構想というと、太田先生のお弟子さんということか。

〇関連
・藤原慶二「ソーシャルワークにおける情報共有の意義 情報通信技術活用の展望と課題」『関西福祉大学社会福祉学部研究紀要』15巻,1号,2011,pp.31-36