第7回 在宅医療及び医療・介護連携に関するワーキンググループ(平成30年11月12日)

以下、県協会理事より教えて頂きました。

第7回 在宅医療及び医療・介護連携に関するワーキンググループ(平成30年11月12日)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_02243.html

在宅医療の充実に向けた議論の整理(案)
https://www.mhlw.go.jp/content/10802000/000394826.pdf

4)在宅医療に関する各種ルールの整備
都道府県においては、在宅医療の提供体制を整備するに当たり、特に、以下の方策を実施していくことが重要である。

ア.入退院支援ルールの策定支援
・ 病院等と在宅との間で、療養の場が円滑に移行できるよう、診療所を含めた医療関係者や介護支援専門員等が協議を行い、在宅医療圏ごとに必要な入退院ルールを策定することが重要であり、都道府県がその支援を行うことが必要である。また適宜、策定された入退院支援ルールの運用状況等の評価を行い、必要に応じて見直しを行うことが必要との意見
が挙げられた。

イ.後方支援病院等との連携ルールの策定
・ 「日常の療養支援」を行っている診療所への後方支援のため、病院等と連携ルールを策定しておくことが必要である。なお、地域の実情に応じて、病院が診療所と連携しながら、積極的に在宅医療に参画する場合があることについての意見が挙げられた。

ウ.急変時の患者情報共有ルールの策定、運用   
   ・ 在宅患者の病状が急変した際について、受入病院等の確保等、スムーズに対応できるよう、患者の診療情報等の共有を含めた連携ルールを作成しておくことが必要であるとの意見が挙げられた。



参考資料4 各都道府県の在宅医療に関する医療計画に基づく取組状況(PDF:9,380KB)

第4回資料(平成30年5月23日)都道府県各医療圏の退院支援ルールの策定状況が分かる。

医療圏ではなく都道府県レベルですが、大阪府が『入退院支援の手引き』平成30年3月を公表しています。
http://www.pref.osaka.lg.jp/attach/29443/00000000/nyuutaiinnshiennnotebiki.pdf

他に沖縄県では『入退院支援連携デザイン ガイドライン』平成29年3月を公表。
http://www.msw-oaswhs.jp/Portal_Weblog/hamapinid/000002/files/pdf/design_guideline.pdf

これらの府県では、府県MSW協会が策定に関与しているところがポイントです。

一方、以下の都県では、職能団体としての関与の有無は分かりませんでした。

福井県は『福井県入退院支援ルール』平成28年4月(最終改定平成30年4月)
http://www.pref.fukui.lg.jp/doc/kourei/taiinshien.html
※関与の有無は分からず。

東京都は『東京都退院支援マニュアル』平成26年3月を公表。平成28年3月に改訂。
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/iryo/iryo_hoken/zaitakuryouyou/taiinnshienn.html
※職能団体としての表記無し。

医療圏ごとのルール策定に関与することは、メゾレベルでのソーシャルワークを発揮する絶好のタイミングと思います。都道府県MSW協会が圏域(ブロック)ごとに人材を推薦できるかも注視したいです。