「デル、「VDI当たり前時代」に取るべき戦略や技術トレンドを紹介」『ASCII.jp×TECH』2020年09月04日

医療ソーシャルワーカーが、タブレットを持って自宅訪問したり、患者と一緒に関係機関に訪問することが一般化することを望みます。地域に繋がるまでの助走段階では、まずは医療機関側のソーシャルワーカーの役割が大きく、地域に移行するに従って他者の力を借りることに本人が慣れてきたら、地域側のソーシャルワーカーの役割が高まるという流れがスムーズだと思います。


「デル、「VDI当たり前時代」に取るべき戦略や技術トレンドを紹介」『ASCII.jp×TECH』2020年09月04日
https://ascii.jp/elem/000/004/025/4025763/?topnewpic=1

データセンターにある仮想マシンを1ユーザーごとに割り当てる(1ユーザーが専有する)「VDI」。

VDIの活用事例として岡野氏が紹介したのが、佐賀県鹿島市にある祐愛会 織田病院である。同病院は100年以上の歴史を持つ、職員数305名(うち看護師118名)、111床規模の病院だ。鹿島市における高齢化率は約30%に達しており、「治す医療」から「治し、支える医療」への転換にITを活用しているという。

 同病院では、サーバー6台とストレージ1台で構成される統合仮想化基盤を構築、これをVDIにも利用している。電子カルテをVDI経由で参照できる仕組みとし、院内および在宅医療向けにタブレット端末を配備して、医師や看護師、介護士、薬剤師、管理栄養士、医療ソーシャルワーカー、ケアマネージャーらが情報を共有しているという。