「札幌・詩梨ちゃん衰弱死判決『若い被告の未熟さが影響』」『朝日新聞』2020年11月20日

「札幌・詩梨ちゃん衰弱死判決『若い被告の未熟さが影響』」『朝日新聞』2020年11月20日
https://digital.asahi.com/articles/ASNCN6VJ0NCMIIPE01D.html?ref=mor_mail_topix1

若年の妊婦は家庭に居場所がないことが多く、出産後も経済的問題や知識不足に悩む。同居人を含め家族がいるから大丈夫だとは考えず、継続して相談ができる外部の伴走者が必要だ。

伴走型の支援という言葉をよく見かける様になりました。この言葉が登場したことで、ソーシャルワークの支援論の収まりが良くなった様に思います。この支援方法をMSWに展開するとおのずとアウトリーチや関係機関への同行訪問という方法が想像できます。既に、ソーシャルワーカー部門専用の車を所有している医療機関もあります。MSWの伴走型支援に注目しています。

そして伴走型支援というと、イギリスのソーシャルワーカーを思い出します。

ジャックを伴走支援するソーシャルワーカーが登場。

伴走型の支援は、今般の社会福祉法改正の中でも指摘されたことですが、もともとは奥田知志さんが命名されたと理解しています。
http://jaswas.wdc-jp.com/pdf/20190123_05.pdf

伴走型支援士
https://from-east.org/support-activity/shien-banso/

無論、関係は細くても多数との繋がりがあった方がより望ましいと思います。というのもソーシャルワーカー1名がスーパーマンである場合、クライエントの支配・監視という危険性が伴うことにも注意を向ける必要があります。

リスベットを支配しようとするソーシャルワーカーが登場。