勝間和代『2週間で人生を取り戻す! 勝間式汚部屋脱出プログラム』文芸春秋,2016

勝間和代『2週間で人生を取り戻す! 勝間式汚部屋脱出プログラム』文芸春秋,2016


勝間和代さんの本は、恐らく初めて読んだ。きっかけは、ベリー『子供4人 共働き 賃貸60㎡でシンプル丁寧に暮らすすばる舎,2020の中に登場したから。他にも有元葉子さんのお名前も初めて知った。また有元さんが監修するラバーゼという調理器具の存在も知った。

勝間さんは、「勝気な人」というイメージが何となく強く、凄く迫ってくる感じがして避けていた。経済や経営分野で活躍している印象だったので、何故暮らしの分野で参考にされているのだろう?と引っ掛かったので実際読んでみることに。読後の感想としては、「分かり易くて良い」だ。

■印象に残った言葉・内容
・収納は本来、7-8割に抑えておかないと、ものが出せなくなる。(p16)
・「テレビ、デスク、パソコンなどは寝室に置かず」リチャード・ワイズマン『よく眠るための科学が教える10の秘密文芸春秋,2015
勝間和代お金は銀行に預けるな』光文社,2007
・処分するかどうかで、迷ったときには、「スペースのコスト」に換算してみるのも手です。都内で60平米の家を、15万円の賃貸で借りている(もしくはローンを負担している)と考えると、1日当たり5000円のコストがかかっています。すると、1平米、1日のコストは80円です。何か1平米のものを1ヶ月取っておくだけで、そのコストは2400円、1年間では3万円くらいがかかる計算になります。小さいものならともかく、大きな場所を食うものはそれだけのコストがかかっているということです。(pp64-65)
・どのくらいの使用頻度で使うのか、部屋の中でどのくらいのスペースを食うのか、まず考えてみましょう(p130)