河野太郎「危機に直面する霞ヶ関」『 ごまめの歯ぎしり』2020.11.18

河野太郎「危機に直面する霞ヶ関」『 ごまめの歯ぎしり』2020.11.18
https://www.taro.org/2020/11/%E5%8D%B1%E6%A9%9F%E3%81%AB%E7%9B%B4%E9%9D%A2%E3%81%99%E3%82%8B%E9%9C%9E%E3%83%B6%E9%96%A2.php

以下、一部転載。


2019年度の20代の霞ヶ関の総合職の自己都合退職者数は6年前より4倍以上に増えています。

2019 87人
2018 64
2017 38
2016 41
2015 34
2014 31
2013 21

国家公務員採用試験の総合職の申込者数はピーク時の1996年に45,254人だったものが2019年は過去最低の20,208人と半数以下になりました。


この内容を追うように、NHKでも厚生労働省に焦点を当てて取材。

「コロナで激務に ~霞が関の官僚にいま何が~」『NHK』2020年12月10日
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201210/k10012756281000.html

以下の文章が印象的でした。


「そもそも、こんなに残業させていいのか?」

そんな風に思った方も多いと思いますが、実は、官僚などの国家公務員には労働基準法が適用されません。代わりに人事院規則というルールがありますが、違反しても罰則などはありません。

新型コロナの流行が続く中、多くの官僚が長時間労働を余儀なくされ、月に100時間以上の残業(「過労死ライン」=月80時間)をした官僚が4割近くにのぼっているという民間の調査もあります。


優秀な人材は、各分野にいた方が良い。一度就職してみて、自分に合わないと思えば転職するのも自由。ただ、自分がなりたくてなった仕事に本意ではなく辞めるのは残念。コロナ禍で否が応でも忙しいと思う。私は私の踏ん張れるところで、成すべきことを成そうと思った。どうぞ、あなたの体とそして家族を大切に。