ジョン・ファヴロー監督『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』2015

ジョン・ファヴロー監督『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』2015を鑑賞。




〇あらすじ
ロサンゼルスにある一流レストランの<総料理長>カール・キャスパーは、メニューにあれこれと口出しするオーナーと対立し、突然店を辞めてしまう。次の仕事を探さなければならない時にマイアミに行った彼は、絶品のキューバサンドイッチと出逢う。その美味しさで人々に喜んでもらう為に、移動販売を始めることに。譲り受けたボロボロのフードトラックを改装し、マイアミ~ニュー・オリンズ~オースティン~ロサンゼルスまで究極のキューバサンドイッチを作り、売る旅がスタートした―。

〇感想
主人公のカール・キャスパー役をジョン・ファヴロー監督自身が演じているとのこと。アイアンマン1・2の監督でもある。料理のこと、自分の仕事への拘りと妥協の葛藤、パートナーや子どものとの関係、友情。すべてが詰まった映画でした。「こんなにも爽やかな話でいいの?」っていう位、ハッピーエンド。作品中に登場したキューバサンドがとても美味しそう。自宅近くの大須に、昨年「おがわさんのサンド」というお店ができて、キューバサンドが有名ということなので、さっそく食べてみたいなと思いました。っていうか、作ればいいのか。

ジョン・ファヴロー監督は、その後Netflixで『ザ・シェフ・ショー』という作品を手掛けている。Netflixは他にも、マイケル・ポーラン『Cooked』やサミン・ノスラット『美味しい料理の四大要素』など料理番組が充実しているなと思います。