「看護学部の国試合格者数トップは? 逆に「看護バブル」で苦戦する大学は?〈週刊朝日〉」『AERAdot.』2021年2月14日

看護学部の養成事情。記事によると愛知県にある金城学院大学は2021年度開設予定であったが、文科省より「学部設置の趣旨等において不備な点がある」指摘があり、認可申請を取り下げたとのこと。まだ増える予定であったとは。


看護学部の国試合格者数トップは? 逆に「看護バブル」で苦戦する大学は?〈週刊朝日〉」『AERAdot.』2021年2月14日
https://news.yahoo.co.jp/articles/03fe6492c6ef84ba47ec53082568174f5a3f67ba?page=1

以下、一部転載。

(植木純・順天堂大医療看護学部長)「どうしても看護師になりたいというより、職業選択の一つとして看護師を志望する学生が増えました。これから社会が多様化する、人も価値観も多様性を帯びるなか、さまざまな考え方を持った看護師が多くなるのは良いことだと思います」

これまで文、生活科学、国際系などの学部で構成された大学が定員割れを起こして先行きが厳しい。そこで、経営コンサルタントから、「看護学部は将来性があり、いつでも学生は集まる」という指南を受け、看護学部設置に踏み切った大学が少なくなかった。それは数字にも示されている。

文部科学省の調べによると、看護師養成課程を持つ大学は1991年11校、01年89校、11年194校、20年276校と右肩上がりを続けている。全大学の看護師養成課程の入学定員は91年に558人だったのが、18年には2万3667人まで増えた。