権丈善一「コロナ禍の今、日本医療の特徴を考えてみる」『東洋経済ONLINE』2021年3月12日
権丈先生の最新記事。他にも、病院経営が他国と比較して民間主体となった歴史的経緯についても解説してくれています。本記事に登場する、福永肇『日本病院史 (初めての本格的な病院の歴史―通史―)』ピラールプレス,2014も面白そう。
日本の病院はどうして300床未満の中小病院が全体の8割を占めるのか。歴史的経過を分かりやすく解説してくれています。
— 樋渡貴晴 (@hiwatashi_msw) March 20, 2021
コロナ禍の今、日本医療の特徴を考えてみる この国の医療の形はどのように生まれたのか | 政策 - 東洋経済オンライン https://t.co/G4Gg2oAFwX #東洋経済オンライン @Toyokeizai
千葉県医療ソーシャルワーカー協会プレゼンツ全国大会の余興動画
we will rock you!!
— 樋渡貴晴 (@hiwatashi_msw) March 19, 2021
千葉県医療ソーシャルワーカー協会プレゼンツ全国大会の余興動画 https://t.co/rDzZBRBYkw @YouTubeより
2020年度 会員基礎調査報告書
愛知県医療ソーシャルワーカー協会は2021年3月18日、『2020年度 会員基礎調査報告書』を会員限定で公開しました。近年に類書のない67ページにも及ぶ渾身の作品です。協会が事業展開していくにあたりエビデンスとなる貴重な資料です。そして何より、各会員が職場の環境を今一度検討頂く際の資料にしていただくことを主目的としています。私にとって今年度、オンライン研修マニュアル類の作成と運用支援、COVID-19調査、本調査が三大お仕事となりました。職能団体だからこそできる仕事に関わらせて頂くことに感謝。
2020年度 会員基礎調査報告書
http://www.aichi-msw.or.jp/study/index.html#sec20210318
【調査目的】
以上を目的に実施した調査結果を、会員限定で公開します。是非ご一読ください。
また、調査にご協力いただきました会員の皆様、ご多忙の中ありがとうございました。
本報告書が職場内での今後のソーシャルワーク業務において活用いただけることを願います。
なお、本報告書は非公開の扱いとしております。会員同士の情報交換や職場内での活用にのみ留めてください。そのため、本報告書のPDFについて、データの複製・ダウンロード・印刷ができないよう設定してあります。
「『あなたは絶対に頑張ってはいけない』 障害のある子どもの育児観をガラリと変えたひと言」『AERA.dot』2021年3月16日
「あなたは絶対に頑張ってはいけない。そのためにソーシャルワーカーがいるのよ?」
— 樋渡貴晴 (@hiwatashi_msw) March 17, 2021
言葉は重要。併せて相手とのやりとりの文脈も重要。言葉尻だけでの批評は時に解釈を誤る。江利川さんにはこの言葉のやりとりが適切だったのだと思う。その人その人に合わせた言葉かけ。
https://t.co/G5JRpFW6yZ
「子どもの貧困や虐待の解決支援策として注目されるAIを活用した『スクールソーシャルワーク事業モデル』」『@DIME』2021年3月16日
ライフハック系雑誌DIMEで、大阪府立大学の山野則子教授が主導するスクールソーシャルワークの事業システムについて、紹介記事が掲載されました。情報通信機器を前提にAIを使用することが含まれているため、このような雑誌に取り上げられたのだと思います。他職種同様にソーシャルワークについても様々情報が発信されることを歓迎します。
私が医療ソーシャルワーク分野でも長年実践してみたいと思っている取り組みであり、それがスクールソーシャルワーク分野で実用化されていることに注目しました。私のバイブルである橘高先生の『医療ソーシャルワーカーの業務と実践―援助内容データベースの構築』ミネルヴァ書房,1997で構想された実践知データベースの応用が、四半世紀経過して技術的にもソーシャルワークの分野でいよいよ現実のものとなったことを大変嬉しく思います。
医師・看護師のように研究成果をベースとしたタイムリーかつ実践的な高品質の紹介雑誌が非常に少ないソーシャルワーカー業界のため、なかなか実践知が共有・蓄積と改善がされにくいのですが、ICTはその状況を改善する一方策だと思います。とは言え、ソーシャルワークに関する雑誌の創刊は今後も熱望しています。
なお、相川書房の季刊誌『ソーシャルワーク研究』にて、本事業システムの構想と実践について連載されていますので、興味のある方はご覧ください。
私個人で実践知データベース化とAIによる推奨実践事例のプッシュ通知のシステム構築は残念ながら能力的にできないため、Microsoft OneNoteを活用した、実践知データベースを現在法人内MSW同士で利用しています。
詳しくは、拙論をご覧頂ければと思います。拙論に記載した通り、今後は地域のMSWと共有して利用できるようにするフェーズに移行する必要性を感じています。技術的・手続き的課題はありますが、一つずつ解決していきたいと思います。
樋渡貴晴「当法人における医療ソーシャルワーカー間のOneNoteを用いた知識共有の試み」日本医療社会福祉協会『医療と福祉』№106,Vol.53-№2,2019,pp.8-16
「子どもの貧困や虐待の解決支援策として注目されるAIを活用した『スクールソーシャルワーク事業モデル』」『@DIME』2021年3月16日
https://dime.jp/genre/1099994/
以下、一部転載。
過去のスクールソーシャルワーカーが実施した「ケア事例」のデータベースに対し、最新のAI(機械学習)技術を用いて熟練者知識ベースを適切に修正する。
タブレットやスマートフォンなどの携帯端末上で実行可能なソフトウェア上で、複数のケアを推奨度付きで支援策を提案してくれる。
提示された支援策には、 熟練者の思考や暗黙知が反映されていることから、熟練者の幅広いノウハウと妥当性の高い支援により、速やかにケアに取り掛かれるのがメリットだ。
これにより、学校の担任一人で抱え込むことがなくなる。山野教授は、ここを主眼に置いているという。スクリーニングシステム(YOSS)AIを使うことで、担任が一人で抱え込むことなく、組織で共有し、どのように対応するのかを明確に決定させることができる。これが、子どもの問題の早期対応につながるという。
木澤義之(司会)・伊藤香・則末泰博「(座談会)救急・集中治療×緩和ケア」『週刊医学界新聞』2021年03月15日
「家族と話す時に意識するのは,意思決定の「支援」です。患者をよく知る家族との対話を通じ,「本人ならどう選択するか」を共に考えるのです。家族に決断を無理強いすると,その後の人生において負担となりかねません。」ここが肝。 https://t.co/wFnIBpOr0k
— 樋渡貴晴 (@hiwatashi_msw) March 15, 2021
「暗闇のなか、泣き叫ぶ少年たち 裁判官は決断した」『朝日新聞』2021年3月14日
震災時の仙台家庭裁判所の動きが取り上げられている。それぞれが自らの置かれた立場で仕事をしている。
— 樋渡貴晴 (@hiwatashi_msw) March 14, 2021
暗闇のなか、泣き叫ぶ少年たち 裁判官は決断した:朝日新聞デジタル https://t.co/GIYWiMsnNC
末田邦子「書評 詳論 相談支援:その基本構造と形成過程・精神障害を中心に」『社会福祉学』2020 年 61 巻 3 号 p. 237-239
了読。評者より紹介頂いた。J-STAGE Articles - 書評 詳論 相談支援:その基本構造と形成過程・精神障害を中心に(PDFあり) https://t.co/p1yyB41V1h
— 樋渡貴晴 (@hiwatashi_msw) March 14, 2021
臨床と研究の両方を取り組まれている。
こちらも、参考になる。
OB萩原浩史さんが「詳論 相談支援」を出版https://t.co/r56PyCqUMX
「【東京都】COVID-19対策の司令塔、東京iCDCによる調査・研究に2億5000万円 2021年度予算案 」『m3.com』2021年3月12日
東京都医療社会事業協会は、東京都への要望書の中で、「(2)新型コロナウイルスの感染拡大に対応したIT化設備への支援(新規)」を要望。医療福祉相談会を想定か。参考になる。
— 樋渡貴晴 (@hiwatashi_msw) March 13, 2021
東京都医療社会事業協会『令和3年(2021年)度東京都予算に関する要望書』(日付無し)https://t.co/xqZRtA0drB
JRを含む鉄道会社123社が導入!3月13日より、障害者手帳アプリ「ミライロID」の使える場所が全国に広がります
ご自身の自宅・職場近くの鉄道会社が含まれているかご確認ください。
— 樋渡貴晴 (@hiwatashi_msw) March 12, 2021
JRを含む鉄道会社123社が導入!3月13日より、障害者手帳アプリ「ミライロID」の使える場所が全国に広がります https://t.co/V8aHHpxFHy @PRTIMES_JPより
日本社会福祉学会中部地域ブロック 2021年度春の研究例会
記念講演は、あの竹端寛さん。勤務日なのでどうしよう。
日本社会福祉学会中部地域ブロック 2021年度春の研究例会
https://www.jssw.jp/district/chubu/
1.日時2021年4月17日(土)10:00~16:30
2.会場zoomを用いたオンライン方式
3.プログラム
(1)自由研究発表(10:00~10:50)※1発表につき報告15分、質疑10分
①浅田明日香(岡崎女子短期大学)子どもの権利条約第4・5回最終所見と乳幼児
②大井智香子(皇學館大学)社会福祉協議会が取り組む地域資源開発
大学院生・若手研究者のための勉強会(10:00~11:30)
〇テーマ:修士課程修了後のキャリア話題提供者:加藤昭宏さん(愛知県立大学大学院人間発達学研究科博士後期課程)
(2)第2部日本社会福祉学会中部地域ブロック2021年度総会(11:30~12:00)
〈議題〉2020年度事業報告、2020年度決算報告、2021年度事業計画、2021年度予算、
『中部社会福祉学研究』投稿規程の改正、その他
(3)第3部シンポジウム見えない「助けて」と社会福祉実践(13:00~16:30)
①記念講演「見えない「助けて」と社会福祉」(13:05~14:15)
講師:竹端寛さん(兵庫県立大学准教授)
質疑応答(14:15~14:25)
②パネルディスカッション(14:15~16:30)
<パネリスト>
・高齢者領域における家族支援の現場から:竹内伸全さん
・被虐待児童虐待への支援の現場から:粕田陽子さん
・精神保健福祉の現場から:山本綾子さん
<指定討論者>大谷京子さん(日本福祉大学教授)
<コーディネーター>柴田謙治さん(金城学院大学教授)
申込方法下のURLにアクセスし、申込フォームでお申し込みください。
https://forms.gle/d7Wd9DZ9V9kCYH4s7
問合先:中部ブロック部会担当理事・谷口由希子(名古屋市立大学)tyukiko@hum.nagoya-cu.ac.j
Zoom操作の解説
1年前の今日と明らかに違うのは、ZoomやWebexなどWeb会議の経験の有無です。1年前にはやっていませんでした。やっていないものを職能団体の研修ツールとして使うのは、受講費を頂く以上、「失敗したらどうしよう」と、とてもプレッシャーです。でも、「やったことがないから分かりません」では、永遠にやれない訳で・・・。昨晩は、研修委員会でZoom操作のレクチャーを依頼されて実演しました。既にZoomによるライブ配信を実施されている研修委員会で、更にメンバー内で役割分担してスムーズな運用を目指したいと、次のステップに進もうとしていらっしゃいます。Zoom自体もこの1年間で様々な機能アップデートがされており、その操作方法を全て説明することは難しいですが要点を30分に絞って解説しました。
最後に「自転車の運転と同じです」とお伝えして終わりました。事前の学習ももちろん重要ですが、実際に操作してみるのが一番です。ただ、ブレイクアウトルームは一定数の参加者がいないと経験できないので、流石に独学という訳にもいきません。グループワークでのディスカッションは情報交換や様々な意見を知るために大切であり、私自身、この点についてもう少ししっかりと操作を覚えて、運用マニュアルに書き込まなければと思いました。
昨晩は私が夕食の当番だったので、解説終了後早々にZoomから退席し、息子のリクエストだった麻婆豆腐を作りました(笑)リアル会議ではできなかったことですね。移動がないのは本当に楽です。老子の『授人以魚 不如授人以漁』を胸に、多くの研修委員会がサラッとWeb会議ツールを利用して、受講者のために良い研修が開催できるよう、体制の強化に引き続き取り組みたいと思います。
厚生労働省 依存症の理解を深めるための普及啓発事業
Twitterをやり始めて、明らかに情報収集量が増えた。こんなホームページ・動画・研修(3/10)もあるんですね。知らないこと多いなー。
厚生労働省 依存症の理解を深めるための普及啓発事業
https://www.izonsho.mhlw.go.jp/