シェルドン・コーエンほか編(小杉正太郎ほか監訳)『ソーシャルサポートの測定と介入』川島書店,2005.10

大変興味深い。業務に活用できないだろうか。514ページ。6,720円。10月20日発売予定。

(出版社HPより)

本書は、ソーシャルサポートの測定方法と測定結果を利用した臨床的介入の実際とを紹介するものである。第1章によってサポートの本質とは何かを知った上で、各種サポートの機能・効果・特徴・測定方法を理解して、研究目的に合わせて利用する際のサポート尺度の選択に役立つものであり、心理的治療や心理的支援などの有力な道具としてサポートに用いる際に、臨床家に求められる役割が理解できるものとなっている。また、本書の2~5章はサポート測定方法に関する基礎編として、6~9章は介入についての応用編として読むことができる総合的ガイドブック。広く心理学、精神医学、社会学、ソーシャル・ワーク、看護学、疫学などの関係者に役立つ実践的基本書である。