還暦パーティー

12月10日(@名古屋ガーデンパレス)、大学院修士課程時代に副査として、またホームレス支援活動時にもお世話になった先生の還暦パーティーに出席。先生のゼミの現役・卒業生を中心に、先生のご家族もお招きしての大変アットホームなパーティーだった。 参加者一人一人が、先生にまつわるエピソードを話してくれて、とってもおもしろかったが、やはり長女さんから先生への手紙に一番感動。手紙の冒頭で、灰谷健次郎が引用されていた。 「仕事というもんは、これまで、いろいろなことを学ばせてもらったお礼でもあるから、いつも人の役に立っているという心棒がなかったら、その仕事は仕事とはいわん。ただの金儲けと仕事は区別せんといかん。」 「仕事は深ければ深いほど、いい仕事であればあるほど、人の心に満足と豊かさを与える。人を愛するのと同じことじゃ。ひとりの人間が愛する相手は限りがあるが、仕事を通して人を愛すると、その愛は無限に広がる。灰谷健次郎『天の瞳』より引用 愛を受けた私たちは、こうして集まった。その意味で先生はまさに仕事をされている訳だ。じゃあ、私の場合はどうだろうか・・・。そう自問自答しながら、風邪引きマスクをはめつつ家路についた。