平成18年度老人保健施設ソーシャルワーク部会

県医療ソーシャルワーカー協会の下部組織に「老人保健施設ソーシャルワーク部会」という組織がある。県内6施設の支援相談員と1名の協会担当理事の計7名で構成され、毎月1回開催しているのだが、これが大変面白い。 ベテラン支援相談員から中堅支援相談員、そして私の様な経験の浅い支援相談員まで幅広いメンバーが揃っていることが功を奏しているのか、毎回議論が大変活発である。 4/29の記事でも述べたが、老健の支援相談員は、取り組み如何ではかなり魅力的なソーシャルワーク業務を展開することが出来る。また、老健総数自体が依然として増加傾向にあるため、今後も支援相談員総数が増加することは確実であり、そういった時代背景を踏まえ、私は支援相談員という職種に大変注目している。 もちろん、現状に甘んじるのではなく、利用者・家族から「あなた達がいてくれて良かった。」と言って頂けるよう、支援相談員は何が出来るのかということを日々模索していかなくてはいけない。そんな背景からか、部会に参加している支援相談員は皆大変熱いのである。 昨年度は、同部会主催で「支援相談員交流会」を開催した。県内100施設以上ある老健の支援相談員がお互いどんな考えを持って日々の業務に取り組んでいるのかを知る手掛りとして、まず始めに、お互いの自己紹介も兼ねて立食形式での交流会を企画した訳である(当日の様子は、支援相談員交流会無事終了(2006.2.25)を参照のこと)。35名の参加者を迎えて大変盛況であったことが記憶に新しい。 そして今年度は、交流会での感想・反省を踏まえて、より具体的なテーマに絞ってワークショップを開こうという年度方針を立て、計2回ワークショップの実施を計画している。内容は、未公開ではあるが、まずは「入門編」といった形で第1回を開催する予定である。更に、素敵な「おみやげ」も計画している。 「よその支援相談員はどんな風に仕事をしているのだろう?」といった、とてもシンプルかつ重要な疑問を抱いて、日々悶々としているそこのあなた!是非ご参加を。内容の詳細が決まり次第、正式にご案内する予定。お楽しみに。 ※本文は、私の個人的な感想であり、部会全体の感想ではありませんのでご了承下さい。