夕張市立病院 村上医師らの運営で

2月1日の記事に関連して。以下、伊関友伸氏のブログより転載。かの有名な夕張市。新しく出来る老人保健施設の支援相談員には、同病院医療相談科のMSWがそのまま有床診療所のMSWとして支援相談員も兼務するのか、あるいは支援相談員として勤務するのであろうか。それとも人員縮小によりMSWは解雇され、事務員か看護師が兼務するのであろうか・・・。うーん、気になる。 参考:厚生労働省介護老人保健施設の人員、施設及び設備並びに運営に関する基準について』(平成一二年三月一七日)(老企第四四号)
夕張市立総合病院の医療を継続するための19床の診療所と40床の老人保健施設の指定管理者に、村上智彦医師が理事長となる予定の夕張希望の杜が選定された。 これから議会の議決を経て正式に決定される。 夕張市病院経営アドバイザーの仕事も3月31日で任期が終わりとなる。 夕張の一部の政党の人達からは「医療ブローカー」と悪魔のごとく罵られたが、とりあえず、なんとか形にはできたかなと考えている。 結果は歴史が判断していただけると考えている。 夕張市立病院 村上医師らの運営で STVどさんこワイド180」 平成19年2月16日 http://www.stv.ne.jp/news/streaming/item/20070216185726/index.html 夕張市立病院 村上医師らの運営で STVどさんこワイド180」 平成19年2月16日 地域医療の灯は守られることになりそうです。4月から診療所に移行する夕張市立総合病院が、旧瀬棚町で予防医療に取り組むなど地域医療の実績がある村上智彦医師の設立する医療法人に任される事が決まりました。 夕張市総合病院は4月から公設民営化され、規模を縮小して診療所になることが決まっています。診療所の運営を担う指定管理者には村上智彦医師が応募していました。ほかに応募者はなく、選定委員会は村上医師が設立準備中の医療法人に診療所の運営を任せることを決定しました。 (村上智彦医師)「限られた社会資源を有効利用してやっていける。それが地域医療の一番の取り柄。それをここで活かしていける」 診療所への移行に際して行政の手続きが大幅に遅れたため、医師やスタッフはまだ必要人数を確保できていません。このためインターネットで人材募集の広告も配信し始めました。 (村上智彦医師)「半年から1年かけてやる作業をこの1~2か月でやる。正直言って非常に厳しい」 医療機関の閉鎖という最悪の事態は避けられた夕張ー。村上医師は介護老人健康施設を併設したベッド数19の診療所を目指しています。