愛知県介護サービス情報公表、老健138施設分が公開

2月27日(火)、愛知県介護サービス情報公表センターが、「介護サービス情報の公表」制度に基づき、07年9月~08年1月調査実施分及び平成18年度新規開設分の老健、計138施設の情報を公表した。県内には、現在154(出所:愛知県『介護保険・高齢者福祉ガイドブック平成18年度版』)の老健施設があり、これで県内の約90%老健の情報が公表されたことになる。 これから、情報収集・分析が楽しみである。 なお実際に情報を確認していて気づいたけれども、真面目な施設は随時自己申告で公表内容の修正依頼を同センターへ届けているようだが、そのままにしている施設も少なくない。具体的には、直近3ヶ月間の退所先内訳で入所だけでなく、短期入所療養介護(ショートステイ)の実績も含めてしまっていたり、平均在所日数を、日単位ではなく月単位で表記していたりと凡ミスが目立つ。これにより極端に在宅復帰率が高かったり、平均在所日数が短くなってしまっていたりしているのである。私が気づいた点は、同センターへコメントとしてお知らせしたが、間違いは認めつつも「当該施設からの申し出が無い限りは修正しません。」との回答。これでは、真剣に記入をした施設があまりにも浮かばれない。 加えて、WAM-NETの施設情報と、今回の情報はリンクしていない。施設概要などは重複した情報なのに、それぞれ別々にインフラを作り上げているのはあまりにも効率が悪い。もう少し全体を統合する形で、分かりやすいデータベースを構築してもらいたいものである。