「准介護福祉士創設へ養成施設卒業者に配慮 厚労省 背景に人材不足問題など 改正法案、今国会にも」『福祉新聞』2007年3月12日号(2331号)

社会福祉分野の研究者が思っている程、介護福祉士介護士は福祉職ではなく、どちらかというと看護職寄りという印象が私には強い。そんな印象をますます強化するような事態が起ころうとしている。准看護師と同じ歴史を歩むことになりそうだ・・・。 以下、転載。
今国会に提出予定の社会福祉士及び介護福祉士法等の一部を改正する法律案に、養成施設卒業者で介護福祉士でない人を准介護福祉士とする規定が盛り込まれることがこのほど分かった。養成施設卒業者にも国家試験を課すことが制度改正の目玉だったが、不合格の場合でも准介護福祉士として介護の仕事ができるようにする配慮措置が急浮上。質の向上を目指しつつも、人材不足などの現状を踏まえ、養成施設からの人材輩出を減らせないというジレンマを色濃く映している。