「医療の結果による評価 回復期リハ病棟で導入、病棟単位で 厚労省・原医療課長」『Online Med』2007.11.16,17:00

興味深い記事なので以下引用。WAMNETには、まだ11月16日の資料は掲載されておらず。週明け注目である。社会福祉士の人員配置の動向についても気になります。


患者選別にも配慮しながら(中医協情報:08改定)  厚生労働省保険局の原医療課長は11月16日の中医協・診療報酬基本問題小委員会で、社会保障審議会で議論が進められている「平成20年度診療報酬改定の基本方針」の検討状況を報告、新たな考え方として盛り込んだ「提供された医療の結果により質を評価する手法」について、「回復期リハビリテーション病棟で回復の度合いの高い病棟を評価する」方針であることを明らかにしました。土田委員長の質問に答えたものです。  回復期リハビリテーション病棟での回復の度合いの評価は、患者個人単位で見るのではなく「病棟で回復の成績のいいところ」を評価するものとしています。  ただ、そうした評価をする場合、施設側が患者を選別する可能性もあるとして、そうした面での配慮もすることとします。具体案は、今月の最終週に中医協に提案する予定としました。 (出典:Online Med) 【参考資料】 平成20年度診療報酬改定の基本方針の検討について」『第28回社会保障審議会医療保険部会資料(平成19年10月29日開催)』 【追記】(2007.11.19) WAMNETに「第110回中央社会保険医療協議会診療報酬基本問題小委員会資料(平成19年11月16日開催)」がUPされましたが、同資料からは上記内容は確認できませんでした。議事録で確認しなければいけない様ですね。今後の『社会保険旬報』『週刊社会保障』は要チェックです。