研修9日目

本日はいよいよ最終日。みんなとも仲良くなってこれたのでさみしいです・・・。


1~2限 「ケーススタディ(ロールプレー)」 講師:佐原まち子 氏(東京医科歯科大学付属病院医療福祉支援センター)      宮内佳代子 氏(帝京大学医学部附属溝口病院医療相談室課長)      榊原次郎 氏(霞ヶ関南病院医療福祉相談部長) 【内容】 ・事前に配布された事例について受講者全員が各グループに分かれてケーススタディ。午前中は、各グループでロールプレイとOHP作り。午後は、各グループによるプレゼンテーションを行った。その後、講師3人による「新人ソーシャルワーカーに望むこと」というテーマのミニシンポジウムを開催。 【印象に残った文章・言葉】 ミニシンポジウム「新人ソーシャルワーカーに望むこと」にて 榊原次郎 氏 ・当院は、HPや地域包括などをSWが3年周期でローテーションし、それぞれの場所からの視点を身に付けさせている。我々はそれをOJT(On the Job Training)と読んでいる。 ・SWの仕事の対象はミクロだけじゃない。メゾ・マクロにも視点を向けて欲しい。 ・SWは様々な問題があっても先に諦めないで欲しい。 佐原まち子 氏 ・地域の研修や勉強会など、外に出ましょうよ。外部で自分が目指すSWモデルを見つけましょう。 ・SWとして長く続けて欲しい。 ・SWの数が多い職場は、必ずしも強力なデータを持っているからSWの数が増えた訳ではない。今日においても経営者の考えに左右されているのは事実。理解してくれる力のある管理職を見つけることが重要。 宮内佳代子 氏 ・自分のやっていることに自信を持って。さらに外に出て行こう。公の評価を受けましょう。ああなりたいと思うSWモデルを見つけましょう。その世界の№1に会って、第一線で何を思っているのか?どういう人柄なのかを学びましょう。 ・早くプロになって下さい。みなさんは人に見られているんですから。 ケースワーカーという名前で就職した。「何で病院はダンボールの箱を作る職種をわざわざ作ったのかしら」と言われたことがある(笑) ・職場に3人MSWがいて、1人が日本協会に入ればいいという問題ではない。我々の専門職としてのポリシーなんですよね。 【感想】 ・本研修プログラムの集大成としてのケーススタディ。これまでに学んできたことを活かして、各グループのメンバーが必死に事例について検討。答えを探すのではなくて、その事例の援助プロセスにおいて各グループ独自の視点から要素を取り上げてプレゼンテーションを行うことを求められた。 ・この演習の目的が、学んだことを確認することがメインなのか、プレゼンテーション技術を身に付けることがメインなのかいまいちよくわからなかった。 ・大倉かおり『MSW 相談室、ナツミです角川書店が来年2月頃に単行本で出版されるとのこと。これは買わねば!! 【評価】 ○ 07-12-06_14-38~00.jpg (研修会場風景) 晩 研修会受講者全体の交流会
(本日の予定) 1限 「医療の現状と課題」 講師:小山秀夫(静岡県立大学経営情報学部 教授) ①2007.12.8 加筆 ②2007.12.9 加筆