日本保健医療福祉連携教育学会が発足

白澤先生のBlogにて、日本保健医療福祉連携教育学会という組織が立ち上がることが紹介されている。 設立の目的は、「本会は,保健・医療・福祉各分野の連携に基づく教育・研究と実践を推進し,我が国における健康で豊かな長寿社会の発展に寄与するとともに,会員相互の資質の向上と交流を図ること」とのこと。 具体的には、保健・医療・福祉各分野の教育・研究職と臨床家が集まり、以下4点に取り組むようだ。 ①臨床においてより効果的なチームアプローチを可能とする人材を育成する方法論の開発・改善 ②臨床における連携・協働のノウハウの教育カリキュラムへのフィードバック ③国際的な視点からの上記①②の取り組みの情報交換と交流 ④多職種の連携・協働活動の報告の場 発起人名簿に掲載されている39名をながめてみて、私が知る限り社会福祉学分野からは、以下3名の方が参加されている(3/39=7.7%)。笹岡眞弓氏が文京学院大学ではなく、日本医療社会事業協会の所属名で名を連ねていることが興味深い。 ・大橋 謙策(日本社会事業大学※HP上では「謙索」となっており誤植。 ・笹岡 眞弓(日本医療社会事業協会) ・白澤 政和(大阪市立大学大学院) こういった取り組みと同時に、我々の活動のコアとなる社会福祉学において、他職種の様に教育・臨床間の更なるネットワーク化を望む次第だ。