KTGH-L(09.2.9)

・山田美保ほか「保健・医療ソーシャルワーカーの教育・研修ニーズに関する一考察」『九州社会福祉研究』第33号,2008,pp.1-10 種類:量的調査 ・中西三春ほか「病院における高齢者への退院支援の実施状況の調査」『日本公衆衛生誌』第55巻,第7号,2008,pp.456-464 種類:量的調査 ※筆頭著者は、医療経済研究機構所属。本研究は、同機構『退院準備から在宅ケアを結ぶ支援(リエゾンシステム)のあり方に関する研究』の一部。文中一度も在宅ケア事業所についての定義が出てこず。 ※退院支援の具体的な中身について大項目5つ、小項目24つを提示しており有用。(1.アセスメント、2.合意形成、3.他職種間の支援調整、4.シンプルなケアへの切替、5.在宅療養への移行の準備) ※調査方法として、併設施設の有無による支援の実施状況への影響を考慮し、同項目を制御変数として、偏相関分析を行っている。 ・楠本順子「満足度調査による退院支援の評価」『日本医療マネジメント学会雑誌』vol.9,№2,2008,pp.322-326 種類:量的調査 ※満足度調査の指標として、福島道子ほか『実践退院計画(ディスチャージプランニング)導入ガイド―退院計画の導入が患者の早期退院と良質な継続ケアを可能にする! (改訂版)』日総研,2003,69の質問用紙を参考としている。同書籍によると指標の信頼性の検討は行っていないとのこと(p67)。 ・「特集 病棟でこれをやると退院はうまくいく」『看護学雑誌』72,10,2008  →宇都宮宏子「『退院支援』とはなにか 入院から始まる病棟看護師の退院支援」pp.831-837 →原田かおる「病棟看護師が退院支援に取り組める体制づくりのこつ」pp.838-844 →蝦名美岐ほか「退院支援カンファレンスを充実させるコツ 急性期病棟における退院支援の取り組みから」pp.845-851 →大釜幸子「小規模病院で退院支援を成功させるコツ スクリーニングシートの改善と連絡会の立ち上げ」pp.852-859 →村上紀美子「退院支援に役立つ医療制度の活用術」pp.860-863