特養の「医行為」モデル事業募集開始

厚生労働省が来年度からの実施を予定している、特養に勤務する介護職による「医行為」について、モデル事業を実施する施設の募集が始まっている。 同事業の委託先は、何故か日本能率協会総合研究所。 今後のスケジュールは以下の通り。 ○スケジュール 募集期間 7月21日(火)~31日(金) 結果の通知 8月7日(金)予定 指導看護師養成研修(会場:東京) 9月1日(火)~2日(水) 施設内試行 9月初旬~12月中旬 モデル事業の施設内評価 9月中旬~12月中旬 他施設の施設検証の実施 1月中旬 ポイントは、以下2点。 ・医師ではなく、看護師を指導看護師として養成し、研修を受けた指導看護師が介護職に「医行為」を指導する。 ・想定される「医行為」は、口腔内吸引と経管栄養(胃瘻)の一部経管栄養(胃瘻)の一部という医行為は今回初めて目にした。一部とは具体的には何を想定しているのか。 今回のモデル事業の結果は、決して特養だけでなく他の福祉施設における「医行為」にも大きな影響を与えるであろう。 【募集要項】 ・「特別養護老人ホームにおける看護職員と介護職員の連携によるケアの在り方に関するモデル事業の実施施設の募集について日本能率協会総合研究所 【参考記事】 ・「特養の『医行為』モデル事業で実施施設を募集」『CBニュース』2009年7月23日