「市立室蘭病院の災害医療派遣・DMATが2チーム体制へ」『室蘭民放ニュース』2011年3月11日

現地に赴いたソーシャルワーカーは具体的にどういった業務に取り組むのでしょうか。 以下、室蘭民放HPより転載。(リンクは管理者による)
「市立室蘭病院の災害医療派遣・DMATが2チーム体制へ」『室蘭民放ニュース』2011年3月11日 ■ 市立室蘭病院の災害医療派遣・DMATが2チーム体制へ  市立室蘭総合病院の災害医療派遣チーム(DMAT)が2チーム体制になった。石崎力久医師(36)ら5人が国立病院機構災害医療センターでの研修を終え資格取得した。災害最前線での活躍に期待が高まっている。  災害発生から72時間以内に現場で活動できる機動力を持った医療チーム。医師、看護師、業務調整員で構成され、救急救命センターか災害拠点病院のみ設置できる。阪神大震災を契機に国が整備推進している。  市立病院は医師不足で多くの患者を抱える環境の中、より実践的運用を目指し体制を拡充した。院内から機動力ある20~30代の若手を選考し、研修に送り込んだ。  形成外科医の石崎医師ほか、外科医の植木知身医師(36)、救急外来の矢野明美看護師(38)、手術室の倉茂昌博看護師(36)、メディカルソーシャルワーカー佐久間史好さん(29)が参加した。  研修は6~9日、東京で行われた。災害現場での治療の優先順位などを学んだ。自衛隊などとの合同訓練では、がれき下や飛行中のヘリでの治療も体験した。  佐久間さんは「災害時はすごい回転率での対応が重要となる。体力の必要性を痛感した。万一の時に役立ちたい」と抱負。石崎医師は「平常時から災害時の行動パターンをイメージすることの重要性を感じた。複数体制でより効果的な運用が可能になる」と話した。 (鞠子理人)