新刊案内

新年度になり、興味深い新刊が発売されています。 デビッド・ハウ(杉本敏夫訳)『ソーシャルワーク理論入門』みらい,2011.3 ページ数:278p ○内容 これまでのソーシャルワークの歴史のなかで取り上げられてきたソーシャルワークのさまざまな理論を簡潔に短く紹介する。理論の核心を理解できるコンパクトな入門書。 ○目次 第1章 ソーシャルワークの理論 第2章 源泉 第3章 ケースワークと社会改革 第4章 大義と機能 第5章 精神分析理論 第6章 愛着理論 第7章 行動療法 第8章 認知療法 第9章 認知行動ソーシャルワーク 第10章 課題中心ワーク 第11章 責任をもちなさい、肯定的に考えなさい 第12章 解決志向アプローチ 第13章 強さの視点 第14章 システム的アプローチと生態学的アプローチ 第15章 急進的ソーシャルワーク 第16章 批判的ソーシャルワーク 第17章 フェミニストソーシャルワーク 第18章 反抑圧的実践とエンパワメント 第19章 関係基盤のソーシャルワーク 第20章 パーソンセンタード・アプローチ 第21章 熟考と反射性 第22章 ウェルビーイング 第23章 ソーシャルワーカーにとっての脳 第24章 批判的最善の実践 第25章 最善の理論 宇都宮宏子編『退院支援実践ナビ―看護ワンテーマBOOK 』医学書院.2011.4 判型 B5変 頁 144 発行  2011年04月 定価 1,890円 (本体1,800円+税5%) ISBN978-4-260-01321-5 ○内容 病棟・外来看護師必携! 今日からはじめる「生活目線」の退院支援 在院日数短縮に伴い注目が高まる退院支援。医療依存度の高い患者の退院・在宅療養生活への移行には、入院早期、ひいては外来通院中からの、看護師による「生活目線」の退院支援がカギとなる。退院調整部門はもちろん、すべてのスタッフ、看護管理者に求められる退院支援の考え方、知識、方法論を、退院支援の第一人者の著者がナビゲート。 ○目次 第1章 退院支援ってなんだろう  なぜいま、退院支援なのか  なぜ、外来・病棟の看護師にも退院支援が必要なのか 第2章 3段階で理解する退院支援のプロセス  退院支援の3つのプロセス  第1段階[外来~入院後48時間以内] スクリーニングとアセスメント   スクリーニングはできるだけ早期から/スクリーニングの実際/   スクリーニングシートを活用しよう!  第2段階[入院3日目~退院まで] 受容支援と自立支援   受容支援と自立支援は不可分/具体的な生活をイメージして考える/   医療管理上の課題と支援/生活・介護上の課題と支援/退院支援カンファレンス  第3段階[必要となった時点~退院まで] サービス調整   医療管理上の課題を在宅医療サービスにつなぐ/   生活・介護上の課題をサービスにつなぐ/退院前カンファレンス 第3章 退院支援に必要な知識  1.栄養  2.呼吸管理(在宅人工呼吸療法)  3.排泄  4.褥瘡  5.糖尿病  6.がん(在宅ターミナル)  7.ストーマケア  8.介護保険と諸制度