備忘録

お金に余裕があったら買う本たち。 Harvey Motulsky(津崎晃一訳)『数学いらずの医科統計学 第2版』メディカルサイエンスインターナショナル,2011.3 ○内容 【「言葉」が導く統計学の正しい解釈】 「数式」を使わず「言葉」で理解する、統計学の“直観的”思考力を養うロングセラー、 14年ぶりの大幅改訂。初版の“スピリット”はそのままに、増頁、全章を書き換え内容 を更に充実。 データの提示から解析結果の解釈まで、 豊富な例を用いて一般的に利 用される解析手法の大部分を、具体的な計算方法にほとんど触れずともわかりやすく 解説。読み進めるうちに論文を読む際の批判的な眼も養われる。これまで“なんとな く”わかったつもりになっていた統計学を正しく理解するのに最適なガイドブック。医 理薬学系の院生、研究者、指導者、臨床研究に携わる医師に。 Stephen B. Hulleyほか(木原雅子ほか訳)『医学的研究のデザイン -研究の質を高める疫学的アプローチ- 第3版』メディカルサイエンスインターナショナル,2009.2 ○内容 【広く医学に関わる研究を、これから始める初学者のための道しるべ】 研究テーマの選び方を含め医学領域の研究の何たるか、その基本から、実際に質の高い研究をデザインし、実施する具体的方法までを明快に解説した教科書であり、すぐれた実践書。翻訳に際しても明快さを損なうことなく、こなれた日本語となるよう訳語を厳選し表現・表記に配慮。改訂にともない新しい研究デザインや統計手法、概念を取り入れ、内容を全面更新。医学および広く保健医療分野で研究の第一歩を踏み出す初学者必読の書。 Mitchell H. Katz(木原雅子ほか訳)『医学的研究のための多変量解析』メディカルサイエンスインターナショナル,2008.3 ○内容 好評「医学的研究のデザイン」、「国際誌にアクセプトされる医学論文」の姉妹書。医学研究において広く用いられる多変量解析について、研究者が抱く基本的な質問を想定した上で、複雑な数式を使わずに丁寧に解答・解説する。多変量解析の理解の仕方、使い方、そして結果の解釈の仕方がよくわかる。数式が苦手で、多変量解析にとっつきにくさを感じている医療従事者に、実用的で応用の効く知識を提供する。 Leon Gordis(木原正博ほか訳)『疫学 -医学的研究と実践のサイエンス- 』メディカルサイエンスインターナショナル,2010.6 ○内容 【世界的に高い評価を得ている入門テキスト、フルカラーで明快!】 世界的に有名なジョンスホプキンス大学公衆衛生大学院で培われた定評ある教科書。疫学の原理や方法について、豊富な公衆衛生上・臨床医学上の事例を通して理解でき、基本から応用までしっかり学習できる。好評「医学的研究のデザイン」の訳者が姉妹書として見出し位置づけた日本語版は、訳語が吟味・精選され、しかもフルカラーで読みやすくわかりやすい。医学生はもとより、広く医学・保健医療分野の従事者・研究者の必読テキスト。