「障害者の雇用率達成 半数以下」『NHK NEWSweb』11月26日

障害者雇用率が未達状況から、そのまま3年9ヶ月が経過すると企業名が公表されるのですね。 【関連】 厚生労働省 障害者雇用対策 http://www.mhlw.go.jp/bunya/koyou/shougaisha.html 以下、NHK NEWSwebより転載。
厚生労働省が全国の企業を対象に障害者の雇用状況を調べたところ、法律で定められた雇用率を達成した企業の割合は全体の半数以下にとどまっていることが分かりました。 障害者雇用促進法では、従業員が56人以上いる企業に対し障害者を全従業員の1.8%以上雇用することを義務づけています。厚生労働省がことし6月の時点で全国のおよそ7万5000社を対象に調査した結果、雇用率を達成したのは3万4000社余りで全体の45%と半数以下にとどまっています。 業種別に見ますと、情報通信業が26%と最も低かったほか、民間の研究所や経営コンサルタントなどが33%、不動産業が34%などとなっています。一方、障害者の雇用率が2%以上求められる都道府県の教育委員会では達成したのは全体の30%に当たる14の府と県にとどまったほか、雇用率が2.1%以上求められる国立大学や国の研究機関では全国の90機関のうち達成したのは59機関で全体の66%となっています。 厚生労働省は「景気の低迷による業績の悪化で達成率が伸び悩んでいる。達成できない企業については名前を公表するなど厳しく指導していきたい」としています。