愛知県健康福祉部高齢福祉課が県内有料老人ホームの詳細情報を公開

愛知県健康福祉部高齢福祉課は12月21日、同ホームページにて「高齢者向け施設のご案内」を開設。県内にある届け出済み有料老人ホーム294施設の入居一時金、一時金返還の保全措置、月額利用料、入居時要件、体験入居の有無などを公表した。今後、毎年更新されるか否かは不明。 →2012.1.6 愛知県に確認。毎年厚労省へ提出しなければいけないので、データは手元に残ることからHPでも年末頃に更新するとのこと。 以前から愛知県では「有料老人ホーム情報開示等一覧表」を各施設に提出させていたが、提出内容についてホームページ上では閲覧できなかった。 特定施設入居者生活介護を届け出ている有料老人ホームについては、既に「愛知県 介護サービス情報公表システム」でも詳細な情報が掲載されていたが、それ以外の有料老人ホーム(住宅型、健康型)については情報が少なかったため、今回の県の対応により市民が選択するという視点からは利便性が向上したことになる。 なお、東京都福祉保健局高齢社会対策部においても、 同様の公表が行われており、こちらは施設一覧とセットになっており見やすいが、情報量は愛知県に比べて若干少ない。 ちなみに、愛知県では地域密着型サービスについては、特養を除き原則一覧に取りまとめて公表しなくなっている(以前は公表していた)。あくまで「各市町村の介護保険担当課へお問い合わせください。」という立場だ。東京都ではそれらの情報も公表しているため、住まう場所の相談を受けるソーシャルワーカーにとってはありがたい。