平成23年度愛知県肝炎医療費従事者研修会

今日は、平成23年度愛知県肝炎医療費従事者研修会に出席しました。 今まで漠然としか理解していなかったB型・C型肝炎それぞれの一般的な治療法や治療効果について体系的に学ぶことが出来ました。特に、2011年11月25日に薬価収載されたC型肝炎抗ウイルス薬テラプレビル(商品名:テラビック)をインターフェロンリバビリンと3剤併用する新しい治療法が、2012年1月30日に愛知県B型・C型肝炎患者医療給付事業の対象となったことが新しい動きとのこと。 ちなみに3剤使用用の診断書を作成できる医師は、「日本皮膚科学会皮膚科専門医(日本皮膚科学会が認定する専門医主研修施設又は研修施設に勤務する者に限る。)と連携し、日本肝臓学会肝臓専門医が常勤する医療機関の日本肝臓学会肝臓専門医及び日本消化器病学会消化器病専門医」とされています。 2012年3月31日までに保健所へ申請すれば、保険適用日である2012年11月25日まで遡って適用することができる点が重要に思いました。 大変勉強になった研修会でした。 なお、本件についてソーシャルワーカーの団体で早くに紹介していたのは、茨城県ソーシャルワーカー協会でした。 「茨城県保健福祉部よりお知らせ」2012.1.18 http://ibaraki-sw.jp/jyuuyounaosirase.html 【関連】 ・愛知県B型・C型肝炎患者医療給付事業について http://www.pref.aichi.jp/kenkotaisaku/kanen/iryou.html ・愛知県『B型・C型肝炎患者医療給付事業の制度の詳細(Web用)』平成24年1月30日 http://www.pref.aichi.jp/kenkotaisaku/kanen/downloads/seidonosyousai.doc厚生労働省健康局疾病対策課長『(健疾発1226第1号)「肝炎治療特別促進事業の実務上の取扱いについて」の一部改正について平成23年12月26日 ・『肝炎治療戦略会議報告書 C型慢性肝炎に対するテラプレビルを含む3剤併用療法の有効性、安全性等について』平成23年11月28日 http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou09/pdf/houkoku-h231128.pdf