幹事会と研修会

本日は、午前中に開催まで2か月を切った二木立先生学長就任祝賀会の幹事会。現時点で120人以上の参加が確定しており、これからも増える予定。なかなか盛況です。北は北海道から南は沖縄まで本当に全国の二木ゼミ卒業生が一堂に会するイベントになりました。幹事としても皆さんが良い思い出を作れるようにと、責任の重さを感じております。議題はいくつかありましたが、5年前の経験もありサクサクと執り行うことが出来ました。 お昼ご飯は、中華料理屋へ。 四川菜園 http://www.hotpepper.jp/strJ000760982/ 中華料理屋定番のラーメン+ご飯ものセット750円也。美味しくなく残念。 2013012617470000.jpg 台湾麺 味仙(矢場町店)が一番おいしいと分かっていながら頼んでしまう 2013012617480000.jpg 回鍋肉飯 何だか冷凍食材が入っていそう 午後は、愛知県医療ソーシャルワーカー協会の中堅者研修に参加。テーマは、「研究発表の仕方~私たちの実践を伝えるために~」でした。講師は大阪にある白鷺病院の医療ソーシャルワーカー藤田譲氏。大阪医療ソーシャルワーカー協会の会長でもいらっしゃいます。変数を抽出しの定義付けを体験する。そのことに集中した2時間半でした。 印象に残ったのは、家族機能の低下・処遇困難ケースと表現される様に、深刻な問題を抱えるケースの増加を我々医療ソーシャルワーカーは業務の中で実感しているということ。そして、それらの問題に対して病院の中で医療ソーシャルワーカーが専門性をもって解決にあたることの重要性に改めて気づかされました。 また、藤田氏はエビデンスの重要性を説きつつも、協会など組織単位で行動をすることの重要性を訴えられたことは印象的でした。 私自身の感想としては、処遇困難ケースに遭遇した際、アセスメントにおいて解決しなければいけない様々な生活問題を発見しつつも、相談件数の増加や平均在院日数の短縮化の中で、ミニマムな援助に留めざるをえない現状があるのではないか。しかし、ミニマムな援助ばかりをしていると、他職種から「私たちもでも出来るのでは」と思われてしまうのではないか。やはり、ミニマムな援助ではなく最適な援助が出来るように、医療ソーシャルワーカーの適切な配置を組織・地域・社会に働きかけていく必要があると思いました。そして、本日の研修を踏まえて言うならば、適切な配置とは何か、当事者である医療ソーシャルワーカー自身がエビデンスを持つ必要性を感じました。 本研修と関連して、3月3日冬の中堅者研修「ソーシャルワーク・リサーチの実践的活用法―入門編―」と題して、大阪医療ソーシャルワーカー協会でも藤田氏の研修が開催される様子。今回の研修を入門編として、愛知県でも更に2回目・3回目と複数回企画でより体系的に藤田氏から学びたいと思いました。