「人工乳房に保険適用 乳がん患者の費用負担大幅減」『産経ニュース』2013.6.12

乳がん全摘出後と限定ではありますが、影響の大きい保険適用拡大だと思います。
「人工乳房に保険適用 乳がん患者の費用負担大幅減」『産経ニュース』2013.6.12 厚生労働相の諮問機関、中央社会保険医療協議会中医協)は12日、乳がんの全摘手術後に使う人工乳房に、公的医療保険を7月から適用することを了承した。これまでは全額自己負担だったが、保険適用により原則3割の窓口負担で済み、患者の費用負担は大幅に減る。治療の選択肢が増えることにもなる。  人工乳房を利用した再建手術は保険適用外だったため、片側100万円程度の費用がかかった。保険適用は乳がん手術後に限られ、美容目的や、米女優アンジェリーナ・ジョリーさんのような予防切除は対象外。  保険適用されるのは、アラガン・ジャパン社の人工乳房と、再建のため皮膚を伸ばす組織拡張器の2製品。  乳房再建には、人工乳房を使わず、腹部の脂肪などを移植する「自家再建」という方法もある。健康な部分にメスを入れるなどのマイナス面があり、やせている人はこの方法を選べなかった。