「『性暴力救援センター』新設 16日、県立医大病院内に 和歌山」『産経ニュース』2013.7.11

以前佐賀県立病院好生館でも下記記事と同様に医療ソーシャルワーカーが、性暴力に対する相談窓口を運営していると取り上げました。他の都道府県でも同様の取り組み(病院内でMSWや社会福祉士が相談を担う)があるかもしれません。 窓口担当者が院内で孤立しない様、また2次的被害に合わない様、スーパービジョン及び組織的支援が必須だと思います。
「『性暴力救援センター』新設 16日、県立医大病院内に 和歌山」『産経ニュース』2013.7.11 http://sankei.jp.msn.com/region/news/130711/wky13071102110004-n1.htm 県は16日、和歌山市紀三井寺の県立医大付属病院内に、性暴力の被害を受けた女性の心のケアや医療支援などを行う相談窓口「性暴力救援センター和歌山(わかやまmine)」を開設する。  県男女共同参画センターりぃぶる(和歌山市)が運営し、専門の研修を受けた社会福祉士などの女性支援員が常駐し、被害者の相談を電話や面談で受け付ける。  避妊や外傷治療、感染症検査などの医療行為が必要な場合、同病院の産婦人科や精神科などに連絡して必要な措置を受けられるようにし、医療費は県が負担する。  また、カウンセラーの紹介も行うほか、相談内容に応じて警察や弁護士などとも連携。刑事手続きの支援などを行い、被害者の負担軽減を目指す。  警察庁のまとめによると、県内の強姦や強制わいせつの認知件数は平成22年が73件、23年が54件、24年が44件となっており、県の山崎良彦県民局長は「誰にも相談できずに悩み続けている人もいる。まずは電話で相談してほしい」と話している。  相談の受け付けは午前9時~午後5時まで(土日は午後4時半まで)。緊急医療は午後10時まで連絡を受け付ける。相談専用電話は(電)073・444・0099。