北海道医療ソーシャルワーカー協会の組織力

北海道医療ソーシャルワーカー協会(関建久会長)の活動で、関心を持っていることが2つある。
http://www.hmsw.info/index.php

1つ目は、同協会が主催する北海道医療ソーシャルワーク学会だ。今年で何と57回目になる。
http://www.hmsw.info/assets/files/2014gakai/0516annnai.pdf

回数もさることながら主催者側の企画力(今年は、湯浅誠氏と結城康博氏が講演)。発表テーマの手堅さ。案内要綱の手堅さどれも学ぶことが多い。発表演題は口頭発表で数こそ8演題だが、2分科会4演題で各2時間枠で設定。1演題につき30分の時間配分である。ここまでの水準に到達するまでに主催者スタッフの能力・努力・経験があってこそと思う。

2つ目は、会員情報の積極的な開示である。

同協会HP内に「協会からの各種情報提供」というページがある。
http://www.hmsw.info/index.php?id=368

この中に、 「2012MSW配置および会員配置に関する調査」等報告(会員組織部)というレポートが掲載されている。
http://www.hmsw.info/assets/files/sosikibu/2012kaiin.pdf

性別・年齢/勤務先種別/資格取得状況といった基礎データが公表されており、大変参考になる。

2012年9月23日現在、正会員・準会員合わせて789名とのことだが、恐らく東京都医療社会事業協会に次いで国内で2盤目に大きい地域職能団体であろう。

これからも大いに学ばせてもらおうと思う。