厚生労働省『地域における医療及び介護を総合的に確保するための基本的な方針』2014年9月12日

『日本医療社会福祉協会ニュースH26-3』2014.10.31が同協会HPに掲載された。
http://www.jaswhs.or.jp/data/news.php

巻頭言は、厚生労働省医政局地域医療計画課所属となられた早坂由美子氏。その中で、触れられていた「医療介護総合確保方針等」とは、次のことか。

厚生労働省『地域における医療及び介護を総合的に確保するための基本的な方針』2014年9月12日
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/0000057500.html

「二 基金を充てて実施する事業の範囲  2 居宅等における医療の提供に関する事業 」

居宅等における医療の提供を推進するためには、退院後の生活を支える在宅医療を充実させるとともに、地域包括ケアシステムの構築のため、医療・介護サービス提供体制を一体的に整備していく必要がある。また、地域における介護との連携を含む医療連携体制の構築、そのための情報基盤の整備等を実施する事業に基金を活用していく必要がある。
また、在宅医療の提供体制の充実のためには、在宅医療に取り組む人材の確保及び育成を推進する観点から、医師、歯科医師、薬剤師、看護師、リハビリテーション関係職種等に対する研修等を実施することが必要である。また、利用者にとってわかりやすく総合的な支援が行われる体制を確保するためには、医療従事者、医療ソーシャルワーカー、介護支援専門員等に対する医療及び介護の連携を図るための研修や知識の普及等が重要であることを踏まえ、これらを実施する事業に基金を活用していく必要がある。