大分の先生のBlogで知りました。麺ばっかり食べて何故スリムな体型を維持できるか秘訣を知りたいです(笑)
○著者略歴
権丈 善一(けんじょう よしかず)
1985年慶應義塾大学商学部卒業、1987年同大学院商学研究科修士課程修了、1990年同博士課程修了(2002年博士号取得)。1990年慶應義塾大学商学部助手、1994年同助教授を経て、2002年より現職。この間、2005年ケンブリッジ大学ダウニグカレッジ訪問研究員、1996年~1998年ケンブリッジ大学経済学部訪問研究員。
この間、2006年12月~2009年8月社会保障審議会年金部会(8月31日辞任)、社会保障審議会年金部会「パート労働者の厚生年金適用に関するワーキンググループ」(~2007年3月)、社会保障審議会年金部会「経済前提専門委員会」(~2009年2月)、2006年12月~2007年3月医療費の将来見通しに関する検討会、2008月1月~2008年11月社会保障国民会議、2008年9月~2009年3月高齢者医療制度に関する検討会、2011年10月~2014年6月社会保障の教育推進に関する検討会座長、2012年11月~2013年8月社会保障制度改革国民会議、2014年6月~社会保障制度改革推進会議、2014年8月~医療介護情報の活用による改革の推進に関する専門調査会などを歴任。
また、2008年7月~2010年3月日本医師会医療政策会議委員、2010年1月~医療科学研究所研究助成選考委員、2010年4月~2012年3月医療科学研究所研究員研究会オブザーバー、2010年4月~6月全国社会福祉協議会 福祉ビジョン2010作成検討委員、2010年5月~全国知事会地方自治先進政策センター頭脳センター専門委員、2010年6月~日本病院会参与、2010年7月~2012年3月日本医師会医療政策会議委員、2010年8月~2012年7月医療科学研究所自主研究委員、2012年7月~2014年3月日本医師会医療政策会議委員なども務める。
権丈善一『医療介護の一体改革と財政 再分配政策の政治経済学Ⅵ』
慶應義塾大学出版会,2015.2.21
○内容
医療介護制度改革のキーパーソンが新制度の概要と改革のポイント、その基本的な考え方を分かりやすく解説。また、今後の重要課題となる「地域包括」システムの具体化に向けて、その経緯と道筋を示す!
民主党による政権獲得前夜から今日まで、混迷と激動が続く日本社会を権丈教授が斬る。医療介護・
社会保障関係者への講演録や雑誌掲載エッセイなどを中心にまとめた特別編集版。折々の政治経済状況を織り交ぜながら、医療介護、
社会保障問題はもちろん財政、民主主義など多彩な論点を取り上げ、日本の将来像を語る。
○目次
1 医療介護一体改革の政治経済学 ―― The die is cast, it’s your turn
2 医療は「競争から協調へ」 ―― 医療施設整備が量的飽和を迎える時代の医療経営の方向性
3 依怙によっては弓矢はとらぬ、ただ筋目をもって何方へも合力す ――
衆院選、県知事選で賑わっている茨城6区にて
5 医療費の将来見通し方法の進化
7 不磨の大典「総定員法」の弊
9 皆保険50年の軌跡と次世代に残した未来
13 政治は税制改革を邪魔する存在
15 なぜ医療に市場開放圧力がかかり続けるのか ――
合成の誤謬の経済学と
福祉国家、その中での医療団体の政治経済学的位置
16 持続可能な中福祉という国家を実現するために
18 研究と政策の間にある長い距離 ―― QALY概念の経済学説史における位置
19 税収の推移と見せかけの相関
<第2部 医療介護の一体改革へ向けて>
23 日本的医療問題の解決に道筋を
24 医療介護の一体改革
26 民主主義と歴史的経緯に漂う医療政策 ――
国民会議を振り返って
27 競争ではなく協調に基づいた
社会保障制度改革の道筋
28 守るべき国民医療とは何か
30 超高齢社会の医療はどうなるのか
31 医療・介護の一体改革、2025年をめざして ―― 医療専門職集団に求められているもの
権丈善一『年金改革から民主主義を考える 再分配政策の政治経済学Ⅶ』
慶應義塾大学出版会,2015.2.21
○内容
現在の年金制度改革の筋道を描いた中心人物が、今日までの改革のプロセスをたどりつつ、政治家、官僚、
エコノミスト、メディア等の主張や動向を切れ味鋭く批評。この10 年余りの年金論争を総括し、次なる改革の道筋を示す!
民主党による政権獲得前夜から今日まで、混迷と激動が続く日本社会を権丈教授が斬る。医療介護・
社会保障関係者への講演録や雑誌掲載エッセイなどを中心にまとめた特別編集版。折々の政治経済状況を織り交ぜながら、医療介護、
社会保障問題はもちろん財政、民主主義など多彩な論点を取り上げ、日本の将来像を語る。
○目次
第1部 年金騒動はなぜ起こったのか?
2 「市場」に挑む「社会」の勝算は?
3 政治的関心層の合理的無知がもたらした政治的帰結 ―― 正確な政策論は、政治論の必要条件
4 政争の具にされてきた年金の現状
5
合成の誤謬考 ―― 企業の利潤極大化と社会の付加価値極大化は大いに異なる
7 歴史の共有と人間の感情 ―― 礼儀と歴史
8 年金政局の歴史と一体改革
9 年金制度の過去、現在と未来
第2部 年金から市場と民主主義を考える
14 年金と政治家のレベル ―― 政争の具とした愚行
15 「防貧」と「救貧」の違い ―― 政策の実行可能性を考える
16 保険方式と税 ―― 実行可能性を問う次のステップ
17 「将来のことを論ずるにあたっての考え方」と年金
18 2度目の好機を活かせるか ――
民主党の年金案ゼロベース見直し
19 この人民ありてこの政治あるなり
20 ホメオスタット機構としての年金制度と社会経済制度改革
インセンティブ
21 政策技術学としての経済学を求めて ―― 分配、再分配問題を扱う研究者が見てきた世界