平成27年度 三重大学家庭医療学家族システム/心理社会医学 フェローシッププログラム フェロー募集のお知らせ

若林英樹氏、鈴木美砂子氏、山田宇以氏、Todd Edwards氏といえば、バイオ・サイコ・ソーシャルモデルのメディカルファミリーセラピー。まさかの三重大学での開校。何てことだ。


平成27年度 三重大学家庭医療学 家族システム/心理社会医学 フェローシッププログラム(医員枠)
■概要
生物心理社会モデル、家族システム論、行動科学の理論やエビデンスに基づき、日常診療での家族支援や心理社会的支援において、効果的なプライマリ・ケアカウンセリングを提供し、必要に応じてより高度なメンタルヘルス専門家への的確なコンサルテーションができる。また、治療者自身がより深いレベルでの、自己への振り返りと自己学習ができることを目標とする。
■対象
・家庭医療専門医、プライマリ・ケア認定医など、プライマリ・ケアの実務経験を一定以上(目安として初期研修の後3年以上)もつ医師
・看護師、心理職も相談に応じます
■定員■待遇
若干名(選考あり)三重大学病院 総合診療科医員(医師の場合)
■受講料
無料
■主なスケジュール
患者・家族面接 Patient & Family Contact(PF):半日×3コマ/週
セミナー+スーパーヴィジョン Seminar & Supervision (SS): 毎週半日
          年2回 集中セミナー&ワークショップ(休日開催もあります)
診療・教育 Clinical & Education(CE, 一般外来や学生指導): 半日×3コマ/週
外勤(希望に応じ): 半日×2コマ/週まで
患者・家族面接
大学または関連医療機関の外来や在宅にて、1回50分程度のカウンセリングを行います。スーパーヴィジョンにてその中で相談したいケースを取り上げ、報告(いわゆるケースプレゼンテーションの形式)、ビデオ(録画面接を使用)、ライブ(同席または中継)を適宜用いて振り返りを行い、助言をもらっていただきます。
■開講■期間
2015年4月より1年間
■評価
・ケースログ
・ケースレポート
・研修まとめのペーパーまたは学会発表
■指導陣
・ディレクター: 若林英樹(三重大学大学院医学系研究科 地域医療学講座 講師)
・指導スタッフ:
  鈴木美砂子(岐阜県総合医療センター 臨床心理士, LMFT)
  山田宇以(聖路加国際病院 心療内科
  矢部千鶴(三重県立一志病院、三重大学医学部 臨床講師)
・特任スーパーバイザー: Todd Edwards(PhD, LMFT サンディエゴ大学)
                 テレビ会議によるスーパーヴィジョン+年1回の招聘
・顧問: 竹村洋典 (三重大学大学院医学系研究科 臨床医学系講座家庭医療学分野 教授)
■備考
未来医療研究人材養成拠点形成事業の一環として行います。
セミナーやワークショップはオープンとします。