あいちACPプロジェクト ~共有意思決定支援を学ぶ研修会~

愛知県は、国立長寿医療研究センターに人生の最終段階における医療体制整備事業を委託。平成30~32年度までの3か年計画で事業を実施する。

それを受けて国立長寿医療研究センターは6月14日、『あいちACPプロジェクト ~共有意思決定支援を学ぶ研修会~』のページを公開した。研修の対象は、「入院医療機関及び在宅関連施設に従事する医師、看護師、医療ソーシャルワーカーなどの多職種」となっており、共有意思決定支援のプレーヤーに医療ソーシャルワーカーが明記されている。

今後、愛知県内10医療圏で研修が行われる予定。その前に、講師人材養成研修会が開催される。ここにおいても、「愛知県の各専門職能団体から推薦された講師候補者」となっており、MSWが受ける側だけでなく教える側に回ることになり、とても良い機会となるであろう。

但し、MSWの行う意思決定支援について臨床経験は沢山積んでいると思われるが、理論的・技術的に支える共通知識がなく体当たりで臨むことになるのがやや心許ない。

愛知県での展開に注目頂きたい。