『ソーシャルワーク研究』vol.44,№3,2018
『ソーシャルワーク研究』vol.44,№3,2018が発刊された。出版元の相川書房のHPは何故かいつも直ぐには更新されない。
■特集
再考:ソーシャルワークの価値・倫理の構造
ソーシャルワークの価値と原理をめぐる今日的課題―批判はどこまで到達しているのか―
衣笠一茂
貧困・生活困窮者に向き合う実践に求められるケアの倫理-「保護なめんなジャンパー」問題を手がかりに-
金子充
犯罪被害者支援とソーシャルワーク
伊藤冨士江
社会的に排除されるものとソーシャルワークの価値
宮崎理
社会福祉士・精神保健福祉士の人数もある程度多くなってきたため、そろそろソーシャルワークに関するメジャーな月刊誌が発刊されても良いと思うのだが。個人や各職場で購入すれば、出版社側も採算が採れるのではないだろうか。今日の出版事情はそれ程甘くないか。
日本のソーシャルワークがいまいちパッとしない理由の一つに、メジャーなソーシャルワーク月刊誌が存在しないことが挙げられる。クォータリー誌でもなく、過度に抽象論でもなく。ソーシャルワーカーが日々の業務に活かせるヒントが満載の実践家向けの雑誌。そういうものが欲しい。