2020年を振り返って

2020年も今日で終わりです。みなさんにとってどんな1年間でしたでしょうか?

つれづれなるままに私にとっての1年の振り返りと来年の抱負を述べたいと思います。

■コロナ
コロナは私たちの生活を一変させてしまいました。これまで続けてきた色々な地域を訪れ研修を受けることができなくなりました。2月に北海道へ行ったのが最後だったかもしれません。コロナが落ち着くまでは当面の間、オンラインでの研修受講が中心になると思います。これまでだったら、距離が遠くて受講できなかった著名な講師による研修を自宅にいながら受講できるのは凄く良い点だと思います。

もう1つ良いと思ったのが、おうち時間が増えたことです。家族の成長に伴い9月に引越しをしたことも大きな要因ですが、1人暮らしの時にやっていた料理を再開し、とても楽しいです。家族で一緒にいる時間は子どもが大きくなる中で大切にしたいことです。

■料理を再開
シャトルシェフ(4.5㍑)を購入。カレーやシチューが物凄く美味しくできて子どもたちが野菜を残さず食べてくれるのは嬉しい誤算でした(笑)透明なスープを見ると「煮る時に沸騰させてはいけない」ということを実感できます。メニューもたくさんあるので、今後色々使えそうです。



・食べるものへの関心も高まり、大名古屋食品卸センターオアシス21オーガニックファーマーズ朝市村に行ったことも良い経験でした。Meet Pro大須も日常にマストなお店となりました。

■体調管理
・NASHと診断され、体調管理を始めました。リングフィットアドベンチャーで汗をかき、以下の本を参考にして糖質制限・抗炎症・油ダイエットを開始。おかげで体重が9ヶ月で19kg減りました。運動とたんぱく質摂取により糖新生も起こさず筋力を維持・増大させています。健診結果も異常値が無くなりNASHを通り越して脂肪肝も卒業。服も2サイズダウンとなりました(泣)。無理をしないので、まだまだ続けられそうです。残り13kg減も楽しみながら取り組みます。人生100年時代であり、人口減少社会でもあるため、最低70歳までは働かないと社会を維持できないしまた自分の生活も苦しいだろうと思います。働き続けるためにはやはり健康でなくてはいけません。




■公職
・日本医療社会福祉協会全国大会(あいち大会)がコロナの影響で中止となりました。2年以上の時間をかけて実行委員会のみんなと取り組んできたことだったので、本当に悔しかったです。当時はまだオンラインの知識が浅く、ようやく1つの研修を開催したのがやっとという状況でした。今の会長・副会長の時代に、愛知県医療ソーシャルワーカー協会創立70周年のタイミングでどうしても成功させたかった。中止を正式に公表した4月2日にはまだ残務整理があったので気持ちは忙しかったのですが、その後猛烈な虚脱に襲われました。何とか精神的に保つことができたのは、職場に新人が入職し教育担当になったことで、感傷に浸っていてはいけないと思えたことだったと思います。
・5月のゴールデンウィークには、気持ちを切り替えて愛知県医療ソーシャルワーカー協会研修部長として、研修のオンライン実施のための運用を策定し、研修委員会の支援を継続しています。全国大会を除いて、恐らく今年1番に集中して取り組んだことです。職能団体のミッションの1つに研修の開催があります。「コロナ禍であっても学習の機会を保障する」ことと「コロナの感染拡大予防に努める」ことを両立させるためには早急にオンライン研修の運用を確立する必要がありました。研修委員会・講師のみなさんには本当にご苦労をかけていますが、職能団体のミッションを忘れず引き続き邁進したいと思います。オンライン研修になったことで、これまで受講しにくかった会員や県外の方にも受講していただけるようになったことは収穫でした。コロナ収束後も、ニューノーマルとして定着すると思います。オンライン研修の経験を積むことで何より「慣れる」ことにより、今後運用の質もあがるでしょう。全国医療ソーシャルワーカー協会会長会でオンライン研修の運用について報告させて頂いたことも貴重な経験となりました。オンライン研修の3つの運用マニュアル(受講者・運営スタッフ・講師)を全国の協会に無償で公表したことは、コロナ下での一つでも貢献するこができてホッとしました。本マニュアルが各協会のオンライン研修運用に際して、お役に立てれば幸いです。
・協会の運営会議や理事会がオンラインに切り替わりとても楽になりました。しかし、これは以前の各理事と直接会って議論し懇親会をしていたからの「貯金」があるからこそできていると思います。新しいメンバーと画面越しでお会いし、果たしてどこまで踏み込んだ議論ができるのか、未知数です。
・救急認定ソーシャルワーカー認定機構研修テキスト作成委員会委員としての仕事は何もありませんでした。仕方がない事だと思います。
・会長会での報告を除き、講演研修講師をすることがありませんでした。2年前より意識的に取り組み始めていたことなので残念です。はやり明確なアウトプットがあると、インプットの質と効率が上がるため、結果私自身の学びがとても深いと思います。

■その他
・2020年8月24日の記事から珍しく、4ヶ月連続で記事を書き続けています。7月までPV6,928だったものが、11月PV14,200に倍増しました。みなさま、お読みいただきありがとうございます。本ブログのコンセプトは、「医療ソーシャルワークに関連する様々な情報を発信していきます。」ですが、開始当初から私の関心の赴くままに様々なことを書いてきました。読者の方にお会いすると一番人気なのは、全国の学会・研修会に出たけた際の食べ物の記事だったのが、嬉しいやら悲しいやら(笑)引き続き、ご覧頂ければと思います。
・引越しに伴い断捨離を決行。勝間和代氏の本を参考にしながらどんどんものを処分しました。本棚8台の処分はなかなか壮観な光景でした。まだまだ、次の粗大ごみ収集日であれこれ破棄予定です。子どもたちの成長に伴い彼らの荷物が増えるのは必然なので、せめて大人のものを相対的に減らしていきたいです。



・年賀状の作成を来年分を最後として辞めることにしました。これまで年賀状を頂いた皆さん本当にありがとうございました。今後も、引き続きメールやお電話でやり取りできればと思います。
・引越しして鶴舞中央図書館が近くなったので図書館を活用するようになりました。また、就職して16年が経とうとしていますが、職場近くにある図書館も併せて活用することに。名古屋市よりも人気の書籍が直ぐ借りれるので重宝しています。今までなら躊躇なく購入していましたが、引っ越し時に本の荷造り・荷ほどきが本当に大変だったので、極力「持たない」スタイルに変えていきたいと思います。色んな本を読むことができて通勤時間が楽しくなりました。名古屋市は来年度より電子図書館の運用を開始する予定との噂もあり更に利便性が高まりそうです。

■来年のとりくみ
・愛知県医療ソーシャルワーカー協会の理事の任期が5月の総会で終わります。これで2期4年務めたことになります。研修部長として、①オンラインマニュアル及び帳票の整備、②認定医療社会福祉士ポイント(来年より認定医療ソーシャルワーカーに名称変更予定)の全面導入、③オンラインでの研修申込・事前決済システムの導入、④年間研修開催計画が掲載されたパンフレットの発行を取りまとめてきました。すべて、「手作り感」を排し、誰から見ても協会運営体制が「整備されている印象」を持ってもらえるように意識しました。ある程度体制を整備することができたと自負しています。ただし、これらの前提として理事のみなさんの理解と支援、研修委員会の皆さんのボランティア精神によって協会の研修が成り立っていることは言うまでもありません。感謝の一言につきます。研修部は、研修委員のみなさんが円滑に研修を開催できるようにすることも大切な役割です。私自身、たくさんの研修を受講してきましたし講師もしてきましたが、その経験が活かされています。いきおい色々な研修を自ら開催したい衝動にかられますがプレイングマネジャーになってしまうと身動きが取れなくなるため、あくまでもマネジメントに徹してきました。とはいえ、オンライン研修になったことによって、研修開催と受講のハードルが劇的に緩和された今、もっと積極的かつ自由な発想で研修を開催しても良いのではないかという思いが強くなってきています。会員の皆さんの承認が前提ですが、理事継続するか終わりとするか思案しています。
・なお、5月の任期までに会員基礎調査の実施と取りまとめが予定されています。これは職能団体としてずっと取り組みたいことだったので、期日通りに取りまとめたいと思います。
・特にこの2年間の情報収集の結果、世の中の流れを踏まえると日本社会福祉士会に入会しその活動にコミットすることが必要と結論付きました。4月には入会をします。医療ソーシャルワーカーの活動だけでなく、統合化に向けた動きに歩調を合わせ、より広くソーシャルワーカー全体のことを考えて活動したいと思います。
・研究面では3月の医療・福祉研究塾に向けて、1つ研究(身寄りのない患者のキーパーソン選定)に取り組みます。報告内容は、そのまま論文化を目指します。
・自宅内の書籍や論文の管理方法を実物からクラウドに切り替えていきます。既に持っているタブレットで論文を読み、メモを取る実験は終了し、その有用性を実感しました。1月2日にはAppleの初売り。iPad Pro+Apple pencilで決まりです。
Social Change AgencySOCIAL WORKERS LABのような動きはコロナ禍においてますますその存在の大きさを実感しています。そして、大いに刺激を受けています。私の強みは、Webを活用した医療ソーシャルワークを中心とした情報収集と発信です。このことをより意識した記事を書けるようにしたいと思います。
・この夏から新しいことに取り組みます。大変とは思いますがやはり適度なストレスと機会は人を成長させてくれると思います。また、みなさんにお知らせできると良いなと思います。