新刊案内

ここしばらく、紹介したいと思う新刊がありませんでしたが、久しぶりに一冊。ただ、特集のタイトルと目次に紹介されている各論文のタイトルがかみ合っていない。

『精神療法第42巻第6号―貧困への統合的短期型ソーシャルワーク』金剛出版,2016.12.9


〇目次
地域を基盤とした生活困窮者支援における個人,集団,家族支援の位置づけ:福山和女
在宅生活の支え―地域と家族を包含した精神療法:岩谷 潤・伊藤順一郎
貧困問題とソーシャルワーク―貧しさとの関わり:西原雄次郎
遠距離介護における家族支援のあり方―介護離職による生活困窮リスクを減ずるために:岩澤 純
医療観察法対象者の生活基盤確立に対する支援:野村祥平
介護は家族の責任か―第2号被保険者に焦点を当てて:宮内美季
母子生活支援施設における自立支援:寺嶋恵美
家族の貧困と児童養護施設:加藤 純
ホームレス支援における当事者中心の支援論:岡村 毅・的場由木
生活困窮者支援と生活保護:池谷秀登
[エッセイ]
重症心身障害者の自立と音楽療法:髙山 仁
下流老人―日本における高齢者の貧困:藤田孝典
相模原事件とホームレス排除―いのちの意味が問われる時代に:奥田知志
ひきこもりと貧困:斎藤 環
非行と貧困―永山事件に思う:生島 浩