最高裁判所事務総局家庭局『成年後見関係事件の概況-平成23年1月~12月-』

最高裁判所事務総局家庭局『成年後見関係事件の概況-平成23年1月~12月-』から、昨年の傾向を把握。 ○審理期間…成年後見関係事件の終局事件合計31,436件のうち,2か月以内に終局したものが全体の約79.1%。なお、1か月以内に終結したものが53.7%であった。 ○鑑定実施率…後見開始,保佐開始,補助開始及び任意後見監督人選任事件の終局事件のうち,鑑定を実施したものは,全体の約13.1%であった。

○鑑定費用…鑑定の費用については,5万円以下のものが全体の約68.3%となっており,全体の約98.8%の事件において鑑定費用が10万円以下であった。 ○三士の成年後見人選任割合…司法書士16.5%、弁護士11.1%、社会福祉士9.3%